2017年11月27日月曜日

大原フグ^^

フグ 行くなら 今でしょ
2017/11/27 大原 孝栄丸 



大原 孝栄丸



寒くなったらフグ行こうって、思ってたところ。
少し前に、定量早上がり!なんて景気のいい船宿報告が目に留まり。
もう、いくしかないでしょ!って、気分で予約入れました。

ところが、その後フグはどこへいった?みたいなことになったらしく、そして釣行前日の土曜日は復調気配とのこと。
アップダウン激しい状況、はてさてどうなることやら。

朝4時半集合、船長から「左舳に入ってください」って言われ、道具持って船に乗り込み準備していると。
お隣りの方、なんか見おぼえのある合羽姿。

見おぼえのある方々



もしや?あ、やっぱり。 あかべーさんでした。
そして、その向こうにも見おぼえのある釣り女、かんこさんがいました。

あかべーさん、実は前日の土曜日、汐留師匠と一緒にくる予定だったんだそうですが、汐留師匠の車がどうした、こうしたで釣行中止になって、改めてこの日の単独釣行になったんだとか。

5時少し回ったところで、出船。小1時間走ったところ、大東沖の少し手前でしょうか、その辺からスタート。
船長から「昨日は朝のうちはポツリポツリ、日が昇ってから喰いが立つ場面もありました。」とのアナウンスがありましたが、序盤はその通りというか、全くアタリのない展開。


先発仕掛は、自作の夜光ナツメ錘版です。

自作カットウ



4度目か5度目の流し替えでやっとブルってな感じでアタリがあり、竿立てて掛かりを確認電動オン!
やっと1匹、ホッとしました。

外房のフグは、基本電動リール使うことにしてます。理由は楽だからですが、この日はもう一つメリットがありました。


フグは電動



この日のフグは掛かった直後、上に逃げるみたいで糸を引かず、糸ふけが出る状況が多発しました。
こういう時電動ポンは即巻きが簡単ですから、ヘタには重宝でした。

明るくなって、少し移動して再開。
船長から「群が浮いているから、普通の釣り方では釣れません。少し浮かせて落として、アタリがなければまた少し上げて。 根をやるイメージでやってください。」

普通のやり方っていうのも分かっていませんが、少し餌を上で見せる感じでやってみました。
4,50cm上からゆっくりシェイクで餌をアピールしながら、ゆっくり餌を落としていって底で待つという感じです。

これで、ポツリポツリと拾えるようになってきました。


まだ寂し



ただし、餌を落としている途中でアタリが来ても、そこで合わせいれても掛かってくれませんね。我慢して底まで持っていかないとダメみたいです。


この釣り方で、15匹ぐらいまで数えることができました。


風も出てきて、残りも1時間ぐらいという辺りで再度移動。
この時は、20匹に届けばいいな〜 という気分でした。

群見つけて、停止、釣り再開となりましたが、この移動が大正解。
波が立ってきてかなり釣りづらい状況でしたが、それでもバリバリタイムでした。
「手返しよくやってください」とアナウンスされましたが、常に船中どこかであたっている状態。
満留和も景気よく釣ることができました。
合計30匹、型もいいので暫くは楽しめそうです。
正月用に福の西京漬けも予定してます。

(フグの写真撮り忘れ~)





道具
竿 浅草釣具オリジナルふぐ竿  リール シマノ400PLAYS  PE 1号 先糸フロロ4号
仕掛 自作仕掛け 錘(夜光) 25号
    市販仕掛け 錘(アオヤギカラー) 25号

餌 ホッキ貝(船宿支給)

 
釣果
ショウサイフグ 30


備忘録

・仕掛のこと
 自作仕掛けと市販仕掛けを使い比べてみた。
 感度や掛かり自体には、そう大きな違いはなかったのでその点は〇。
 カットウ針のハリスは、(去年まるかつさんからも指摘もらったが)ビニールチューブ被せたほうがいい(2本カットウが絡みにくい)。ただし、ビニールチューブをまっすぐな状態で持ち運びすることが条件になる。
 カットウハリスを結ぶサルカンの輪はもっと大きい方がいい。

 

2017年11月25日土曜日

自作フグカットウ17年度版

フグカットウ17年度版

2017/11/25 フグ カットウ作り 


フグの様子がかなり気になる今日この頃。
フグカットウ17年度バージョン作ってみました。

フグ釣行は少ないですが、実は自作カットウの仕様案1年中頭を巡っています。
なので、今回バージョンも構想半年の結構自信作。^^/

ポイントは、
・できるだけ材料費安く
・針の交換は必要なものを必要な分だけ
・カットウ交換は短時間で簡単にできること
です。

たくさん釣れることを狙わないのが満留和の奥ゆかしさです。




先ずはエサ針仕掛けを作ります。針はタチウオ針2/0、糸はナイロンの10号を外掛けで結んで、枕のとこから27cm計って切ります。
糸にゴムチューブ通して針のチモトをカバーしてから、反対端でサルカンを結びます。
結びは深海結びでやります。太いハリスが扱いやすいのと、長さの調整がやりやすいからです。
サルカンは、大きい必要はないと思いますが、小さいとカットウのハリスが結びにくくなります。


結んだ餌針仕掛を錘に通します。ハリスの切れ端で糸通しすると簡単です。



針の反対側の、折り返し2重になってるハリスにゴムチューブを通します。


通したハリスで再度ゴムチューブを通します。この時も糸通し使うと楽です。
(ゴムチューブの上に2重ハリスの輪ができる形になります。)

ゴムチューブの両側のハリスをギュウっと絞るとハリスがまっすぐになって、ゴムチューブがねじれてストッパーになります。

ゴムチューブストッパーを錘の先まで絞ってやると、餌針と錘、サルカンがきっちり固定されます。
ストッパーが緩い場合には、同じようにしてゴムチューブストッパーを足してやります。
後は、ハリスの輪に道糸(リーダー)接続用のサルカンを付けてやれば完成です。



逆の手順でやれば、簡単に元のパーツに分解できますから、船の上での錘(カラー、重さ)の交換も
簡単にできます。
(ストッパーのゴムチューブだけは消耗品です。)


先発は、カラーナツメとはだかの丸錘に100均ホログラムシート貼ったもの。

カットウ針はハリス結んで、別にしておけばすっきりします。糸も撚れません。
1本だけ太い糸が写っていますが、これは秘密兵器^^
防弾チョッキにも使われているザイロン。


2017年11月17日金曜日

冬蛸開幕

軟体系 予定変更でイカからタコ
2017/11/16 浦安 吉野屋 







ここのところ、ちょっと色々あってモヤモヤ〜って感じに。

こういう時は気分転換に限ります。
お休み取って海に行って来ました。

東京湾は沖まで凪予定、「ヤリイカ行ってこい」のご指示どおりと考えていたのですが、船宿情報では水深150m〜 群はあるものの小型が多く難易度大との事。

モヤモヤが更に募りそうなのでここは敬遠することにして、数日前に開幕したらしい冬蛸に変更しました。

当日朝、ちょっと早目の5時過ぎに宿にいったら、他の釣りものはそれなりに集まっていたのですが蛸船は満留和が一人目で左艫の札抜きましたが、やや不安に。

6時過ぎになってやっと二人目。
三人様集まって出船確定ですので、後一人ですが、なかなか待ち人来たらず。

ちょっとジリジリしてましたが、6時半過ぎにやっと3人目のタコ師が現れ、出船決定。

最終的にタコ師4人でゆったり席座の結果オーライ出船になりました。

近場でやるのかと思っていたらば、「1時間半ぐらい走ります」とのことでした。
着いた先は竹岡沖。

ちょっと沖めですが遠浅のところで開始。
宿から借りた渋糸の先にテンヤをつけて手釣りになります。




渋糸の手繰りで水深を計ることになりますが、開始は20手繰りぐらいでした。
一手繰りが1m〜ぐらいですから大体20mぐらいだったと思います。

後半はこの倍ぐらい糸がでて、タコにしては結構深場も狙いました。

タコ船はタコのいそうな筋目をジグザグに流していく感じですから、ゆったり人数なら機会はほぼ均等、兎に角飽きないでテンヤを小突いてタコを誘うのがポイントになります。

それと、タコ釣りを何度かやってわかったのですが、テンヤの位置は底を少しだけ切ったところで小突くのが正解のようです。理由の一番は根掛かりでのテンヤロストを減らせるからです。


この日のタコ作戦は、

「こまめに底立ち、兎に角小突け」

海底の起伏や操船でのテンヤの浮き上がりなどもありますから、こまめに底立ちして兎に角小突くことにしました。

タコがテンヤに絡んでくるのは、食餌行動というより、襲うとかファイトといった感じじゃないかと思っています。

なので、餌を見せるというよりは、からかうというイメージ、丁寧というよりはむしろデタラメという感じです。


暫く小突いて最初の型は、前から2番の方に来ました。いきなり2キロオーバーの大物でした。

(おっ、今日は沖で大物狙いだったのね )

みたいな気分でやる気になって集中しましたが、まあそう上手くはいかないもので暫しマッタリ。

大分経過後、2タコ目は満留和に来ました。

モターっときたところで、思い切り渋糸を引いて合わせると、モッタリと重いタコの乗りを感じました。

ウンセウンセで糸を引いて最後は船長にタモ入れてもらいました。

上がってきたのはキロサイズ。
首ねっこをギュっと掴みますが、例によって8本の足を絡めて反転攻撃してきました。
が、ここは勇気をふるって絶対に手を緩めてはいけません。
冷静沈着にスカリの袋に捕獲して一件落着しました。


その後船中3タコ目も満留和に来ました。ちょうど折り返し時間ぐらいだったと思います。

目標2タコ、あわよくば5タコが目論見でしたので、先ずは目標達となりました。

このころから、ポツリポツリと顔を出し始め、船中全タコ師ゲット、満留和も更に2杯追加できました。

後半は、やや深めを攻めたのでお祭り(といっても渋糸タコテンヤのお祭りはさほど大した話ではないのですが)などもあってやや釣りにくかったのですが、海はベタ凪で風もなく、タコ釣りにはいい日よりでした。

持って帰ったタコ、まだ生体反応ありで逆襲が怖かったので、ちょっとかわいそうですが、そのまま冷凍庫へ。

一度冷凍してから茹でると身が柔らかくなります。

週末はボスに蛸飯作ってもらいましょうかね。



道具
タコテンヤ 船宿販売 錘50
渋糸 船宿貸出

餌 石蟹(船宿支給)

 
釣果
真蛸 4杯 (0.21.0kg トータル2.2kg)


2017年11月4日土曜日

V! ムフッ! 岩井 カワハギ天国



シェイク・シェイク シェイクだぜ

2017/11/03 岩井 忠蔵(幸栄丸)

(カメラがどこかに雲隠れ。 写真なしです。)

去年、師匠の代走でまるかつさんのカワハギツアーに参戦。実はそれが人生初カワハギ。
結果は、・・・・・・。
キタマクラの嵐たまにベラ、????みたいな感じで終わってしまいました。

このままじゃ終われないということで、今年もまた参加させていただきました。
もちろん勉強もしましたし、色々準備も。

改めてネットとかで調べてみると、カワハギ釣りって奥が深いみたいです。

テクニックもごまんとあるらしく、今回が2回目の満留和にはマネするのがちょっと無理な感じでしたので
一つだけに的を絞ることにしました。


その作戦は、

「カワハギは、じらして、じらして、じらしまくれ」

簡単に言うと(というか、簡単にしか理解していませんが)

餌を頻繁に動かして、
まわりにいるカワハギにアピールして寄せる
食べたくても食べられない状況を作ってカワハギの食い気をヒートアップさせる
ゲストに餌を横取りさせない

というイメージです。


作戦も決め、色々準備はしましたが、去年のキタマクラ嵐のイメージが残っていて自信なし。

ボス「頑張って、いっぱい釣ってこい。」

満留和「自信ありません。」

ボス「何、弱気な事言ってんだ。」

と、檄を飛ばされました。

で、その後
ダイワのカレンダーめくったら、11月の絵柄がヤリイカ。
そしたら、

ボス「もしカワハギダメだったら、日曜日にヤリイカ行ってもいいぞ。」

満留和「じゃ、喜んでそうさせていただきます。」

って、結構いいオファーをいただき、(カワハギがだめでもヤリイカがあるさ)とややお気楽で参戦してきました。

朝4時半ちょっと前に岩井のコンビニに到着。

5時、参加者全員そろったところで、くじ引きで座席を決めます。
引いた札は、源五郎丸左舷中でした。
(その後、まるかつさんから源五郎丸船長は体調不良ということで、幸栄丸に変更しますとのこと)

座席が決まったところで試合ルールの説明。
まるかつさんのカワハギツアーは競技仕様で、前回はペアマッチ、二人分の最大長カワハギのサイズ合計で競うものでした。

今回は個人戦、1枚の重さが260gに近い人が優勝という趣向。
釣ったカワハギの中から各自260gに一番近いと思う1匹を計量して、それがその人のスコアになります。

1度計量したらその後の魚の変更はダメ、事前にハカリで計るのも禁止というルールです。



幸栄丸は、舳はきよりん夫妻、右がHUSさん、左にきよりんさん、右中がかんこさん左中が満留和、
艫は左がたー坊さん、右は茨城から来た若者竹ちゃんという布陣でした。

出船してすぐのところで釣り開始。

着底したら、すぐに底切って。
50cmぐらいのところからゆすったり、シェイクしたりしながら再度着底させ。
そのままシェイクを続け。
ピタッと止めて喰いの間を作る。アタリがなければゆっくり聞き上げる。
の繰り返し。

上げてシェイク、 下げながらシェイク。  底でシェイク。


シェイク、シェイク シェイクだぜ〜 ってな感じです。



そしたら、この作戦意外にも上手くいってくれてポン、ポンとカワハギが釣れました。

3匹釣って、4匹目はリリースサイズでお帰りいただきましたが、ここまでゲストには邪魔されずチョーいい感じでした。

5匹目はいい型でした。上げた瞬間、オッ計量サイズ ウフフ って気分でしたが、船べりからスルッと逃げられてしまいました。
この日は同じことがもう1回あって、260gゲームの方は諦めモードでした。


大物の話でいうともう一つ、30cmサイズのでかいのが掛かりしまして。
最初は、何者!って感じでしたが水面まであげてくると、ホウボウでした。しかもスレ掛かり。

船長が「タモ、タモ」って叫びますが

タモ見当たらないし、船が小型で足場があまり良くないのでヘルプ頼みにくいし。

スレは外れないっていうから。

で、抜き上げたらポチャ。

船長「抜き上げられる訳ねえっぺおー」

針みたら、もともと開いているハゲ針がさらに広がってました。
(たしかに。この針じゃ無理だわ。)と納得。

そんなこんなで、ゲストありーの、餌取られありーの、計量サイズ逃しありーの、バラシありーの、リリースサイズありーのながら、お持ち帰り15枚獲得で終了時間の午後1時となりました。


港について、260gゲームのためのカワハギをセレクト。

サイズは少し欠けるけど一番重そうなのを選んで持っていって計ってもらうと、

な、

なんと、

261g !

みごと優勝させていただきました。

2位3位が同重量で262gだったそうですから僅差、ゲームだけでいえばハイレベルでした。
ただ、重さそのものでは、まるかつさんの1枚は350gぐらいで他にも重すぎて順位下げた方がいましたからホント運が良かったってことでしょう。

大きいのに逃げられなければ、満留和もたぶん重い方に外していた可能性が高いので、あれも運が良かったということ思います。

優勝賞品と参加賞いただいて、ホクホク顔で家路つき、

家に帰って、ボスにあらましを報告して、賞品渡すと・・・・

優勝賞品の商品券の枚数数えて

ボス「すごい! 沢山はいってる。」
満留和「エッ? そんな入ってる?」
ボス「 〇〇枚」
満留和「ウヒャ〜 す、すごい。」

それから、参加賞の中身みて(これ、満留和が道の駅とかで買ってきたと勘違いしたようで)

ボス「お前にしてはセンスあるな。私もこういうの好きなんだ。」
満留和「いえ、それは参加賞。」
ボス「ふーん。まるかつさんと趣味合うな。」


というわけで、最後になりますが、まるかつさん、どうもありがとうございます。
1年越しのモヤモヤが解消した上、ステキな賞をいただきました。

ご一緒させていただいたみなさん、お疲れさまでした。


道具
竿 極鋭カワハギレッドチューン
リール Abu OrangeMax 1
錘 25号(夜光丸錘 六角自作ホログラムシート貼り) 中錘 2号(赤)
仕掛け 市販仕掛け(3本針仕様)
     針 ハゲ針 4.5号 5

     餌 冷凍アサリ + あじ塩(塩+グルタミン酸 自作)

 
釣果
カワハギ 持ち帰り15枚  リリース5
ゲスト トラギス 結構    ベラ 2枚   キダイ 1枚  キタマクラ 1匹 (全部リリース)

(備忘録)
・針は5号以上にすること。4.5号だと、餌が刺せないし、魚の掛かりも悪くなる。
 多分小さい針は上級者向けだと思う。
 小型カワハギはリリース前提なので、針を小さくする意味はあまりないとも思う。

・アサリの良しあし(魚の好み)は良くわからないが、餌付けに結構手間が掛かることを考えると餌付けのし易さを優先して選択すべき。
小さくて、身のしっかりしたもの。
去年業務スーパーの冷凍生アサリ使って、キタマクラ地獄だったので今年はやめたが、キタマクラばかり釣れたのは別の理由だと思うので、もう一度試してみる。

・飾り類は有った方がいいと思うようになった。(今回は付けなかったが)
中錘はシェイクするなら必須。

・餌が動いていないと、ゲストの餌食になりやすいらしい。
 今回はあまり、邪魔された感じではなかったので一所懸命シェイクした効用のように思う。
 去年は、静かに誘うイメージで、キタマクラに邪魔されるので更に静かにってイメージでやったが、静かにすればするほどカワハギより先にゲストが来るという悪循環だったようだ。

岩井漁港、船のこと
・港の正式な名前は不明。場所は岩井のコンビニから3kmぐらい。国道の南無谷隧道を右に折れて下ったところ。
・駐車場は砂が多いので道具やウエアの持ち帰りは注意が必要。
 トイレ水道あり。
・駐車場から船まで少し距離があるので、荷物はなるべく少なく軽量で。
・船は小さく、取り回しがちょっと難しい。
 船に乗る前に出来る支度は全部済ませてから乗ったほうがいい。
・まるかつさんのブログ読んで追記
 Myタモもってくといいかも。