2017年1月10日火曜日

年末スタートから好調のようです相模湾カマス

カットウでかます、大カマス

2017/01/08片瀬渚丸 大カマス


9日は私もご用でお出かけするから、お前も釣りに行って良し。その代わり10日はアッシーをすること」と、某ご婦人にご指示をいただきました。

盛り上がりにかけるけどイカ行こうかなとプラヅノ仕掛準備始めて、☆彡。
プラヅノ使ったイカじゃない釣りものがあるじゃない!


相模湾の大カマス


釣況は?
おっ!、意外にいいじゃん。
しかも、引掛け有利みたい。

と、いう事で去年に続いて片瀬渚丸に予約。

「どこいくことにした?」

「江の島の渚丸に大カマスを狙ってきます。」

「渚丸?・・・・・・  割引付きの年賀状もらってたろ?」

「へっ?」

今年いただいた年賀状の中から1枚探し出して
「ほら、これもっていけ」

1000円割引券ゲット~ ♪

釣りには全く関心がありませんが、良く気がつく方です。

仕掛けの準備以上に気にしたのがお天気。
かなり寒くなってきたし、午後からは雨の予報。

防寒のためには、頭のてっぺんからつま先まで完全防寒することは勿論ですが、それに加えて手をなるべく濡らさないようにすることが大切です。
なので、手袋以外にも魚を直接掴んだりバケツに手を入れたりせずに済むように、手鉤や網も持っていきました。




ワークマンのクロロプレン手袋と
手製の手鉤と網
これで手の防寒はほぼok





連日好調でしかも食べて美味しい大カマスですから、激混みを覚悟して行ったのですが、天気予報の所為でしょうか?この日参加した釣り人はわずかに5人でした。

そのうちの1人は船長助手のガンバル君(仮称)。まだ、かな~り若いんですがこの方がこの日の竿頭。
下船後、すごいね~と言ったら、船長から「毎晩、カマスのこと考えながら寝てるんだよ。」とからかわれてました。

因みにこの竿頭さんは左舳、満留和は左艫。間には誰もなしでした。



がらがらでやや寂し






6時半、予定より少し早目でしたが全員そろったということで出船。1時間ほどかけて二宮沖に向かいました。

気温はかなり寒いですが、凪の海をゆっくり進む中、準備をしたり、作戦練ったり、おつまみポリポリ、ドリンクちびちび。
で、練った作戦


「取りあえず色々やってみる」

引掛け仕掛は、自作2種類と船宿仕掛けの計3種類をやり比べてみる。

竿は硬めのヤリイカ竿と置き竿用のグラス竿でやり比べてみる。

中錘を付けてみる。

沢山釣れるようならフラッシャー空バリ仕掛けも試してみる

です。




スタートは餌釣りで。
船宿仕掛3本針に支給の塩漬けさサバを付けて、錘のすぐ上に船宿カットウ針を付けた船宿推奨スタイル。


磁石板忘れで応急針掛け



船長アナウンスの棚幅で上から下まで仕掛けを落としながら探っていきます。
途中で少し煽って餌を上下させたり。

と、棚下でグッと入いったので、ゆっくり聞き上げて乗りを感じたところでガシッと合わせ。
幸先よく初回投入で1匹ゲット。







去年は餌釣りで3匹釣っているので、今年も先ずは餌釣りで3匹と頑張りましたが、後が続かず。

餌針に喰わないと勢いカットウ針頼みとなり、仕掛けの上げ下げがスピード重視になりますが、そうすると餌針ハリスが幹糸に絡みやすくなり、どっち付かずになります。

(なんか中途半端)ってな感じ。

まわりの船が結構集まっているので群は集中しているように思えました。
遠目で他船の釣り人や舳の助手さんみてたら、ぽちりぽちりですがカマスを上げています。
スレで。カットウです。

で、満留和もカットウにチェンジすることに。
今年の新作カットウ2種3本と船宿カットウ1本の4本針。

自作カットウ



そしたら満留和にもぽちりぽちりと付くようになりました。




途中で中錘外したりつけたり。
カットウのエダスを長くしたり(40cm)短くしたり(20cm)。
竿をやりいか竿からグラス竿に替えたり。(グラス竿は基本置き竿)



で、9本追加して全部で10本で終了しました。
途中で魚が掛かったカットウのプラヅノが折れたり、最後掛かった魚に幹糸を切られて仕掛けごとバイバイされたり、色々ありましたが、サイズは大型揃い、数は去年の8本を超えてツ抜け、満足でした。

帰ってから取りあえず食べた霜焼作り、絶品でした。





(釣り方感想はメモに)

道具
竿 がま船タイドスターヤリイカ205 リール フォースマスター3000          PE4
竿 ゴクスペ サモラトケ 100235 リール シーボーグ500              PE4

仕掛け 餌釣り 船宿仕掛け( 丸海津やや大きめ三本針 ハリス多分5号40cmぐらい)
          + 錘すぐ上に船宿カットウ
     引掛け 自作カットウ4本 胴付
     錘 150号  中錘 10号

釣果
大カマス  8匹 (30cm~40cm)
サバ 1匹 リリース


メモ
・餌でやるかカットウでやるかの選択や交換のポイントは、魚に食い気があるかどうか、群が固まっているかどうか、群が落ち着いているかせわしなく移動しているかどうかなど。
まわりの船も含めた魚の釣れ具合の様子を観察したり、船が固まっているかどうか、流し替えの際の移動や探索に時間がかかるのかどうかなどで判断する。その日の中でも潮具合や獲物や青物の具合で変化する。

・群が固まって、食い気がある状況だとカットウでもスレ掛りだけではなく口元に掛かるケースも増えてくるが、この日はカットウが口元に掛かることはなかった。まわりもほぼスレ掛り、餌釣り師は苦戦だったようなので食い気はもうひとつだったようだ。

・舳のガンバル君は1日カットウ2本針で通して30本弱上げていた。
こちらの3倍速。遠目でみてそれほど違いはないように思ったが、終わってからどんな釣り方しているのか聞いたら、船長から教えてもらったとおりやってますとの事。
特別なことではなく、簡単にいうとフォールスピードを出すということ。
そういえば、去年聞いたなとその時思い出した。

・カットウでやる場合には少し柔めの竿のほうがいいと感じた。昼ごろから海も悪くなったのでグラス竿持っていったのは正解だったと思う。
ただし、置き竿だとどうしても仕掛けのフォールスピードが遅くなるので置き竿は注意が必要。

・中錘は、混み具合にもよるが、ありだと思う。(フォールスピード、仕掛け躍らせ)

・餌仕掛けにカットウ付けるのは、釣り方のイメージがごちゃごちゃになるのでやめたほうがよさそう。
 餌なら餌、カットウならカットウとする。

・ハリスの長さはよくわからなかった。20cmでも40cmでもそう変わりはなかったような。
 外房仕様のフラッシャー(短ハリス 多針)を試したかったが試せずに終わった。
 次回持ち越し。

・自作カットウでわかったこと。
 芯(プラヅノやゴムチューブ)に効果があるかどうかは今回はわからなかった。
 芯と針の接続はフリーノットでできるだけ短めにすることで、ほとんど糸絡みはなかった。

・魚が掛かってからの巻き上げスピードは中速やや早目にする。
遅いと、まわりのカマスが攻撃して来て、掛かった魚がズタズタにされたり、仕掛けを切られたりする。

仲間に齧られたカマス






4 件のコメント:

  1. 某ご婦人/よく気がつく方
    なんて気を持たせる書き方しちゃって...。
    年賀状見てるんだから同居のご婦人でしょ。(笑)
    満留和さんが指図通り動かされているのが良く判ります。
    引っ掛けは好きじゃないんだけど、カマスは食べたい。
    行くかどうか迷っております。

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    1. まるかつさん いや~お恥ずかしい。
      このブログ実は出張報告みたいな意味もありまして、
      上司の機嫌そこねないように気ぃ使ってます^^

      カマス、すっごい美味しかったです。
      カマスって見た目ジミですけど、わざわざ行く価値ありですよね。
      恒丸さんも頑張ってました。是非ご検討ください。

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  2. なんかすごい釣行回数ですね~ついていけないですよ。

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    1. そんなこと・・・・。
      たまたまです。

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