2016年7月24日日曜日

久しぶりの伊豆熱海港からリレー釣り

秘密兵器でアカムツgetoooooo!

2016/07/24 熱海 かろうや丸 スルメ~根魚リレー 


前日から久しぶりの伊豆プチ旅行。二日目はお約束の沖釣り。
夏休み入りの休日、帰り道の渋滞の心配があったのでなるべく江戸寄りで検討。
大分前に一度乗ったことのある熱海港のかろうや丸に電話してみました。
満留和「今度の日曜、乗合出ますか?」
船長「まだ予約入っていないけどいいですよ。(釣りもの)何にします?」
満留和「何釣れますか?」
船長「最初イカやってその後根魚はどお?」
満留和「あ、それでお願いします。」
イカはスルメイカ、錘は120号で。その後の根魚はアカムツ狙いで水深は300mぐらいまで探るんだそうですが、錘は同じく120号で道具はイカと同じ道具を使うんだそうです。
竿の選択(と言っても大して持っている訳ではありませんが)に少し悩みましたが、ヤリイカ竿とそれより少し柔め万能竿の2本持っていくことにしました。
それから、アカムツ用の秘密兵器を持参することにしました。前回外房でやった後、試してみたくて準備していたのですが、どうなるでしょう。




当日は、前の日泊まった伊豆高原方面から熱海へ向かって少し早目の2時過ぎに出発。途中宇佐美トンネル手前を右折したところにある釣具屋さんに寄って餌の調達。
店の名前忘れましたが、すごい品揃えのお店でしたね。お目当てのホタルイカ、サバ短冊の他にもやや余計なものも買ってしましました。

熱海港には3時半ごろ到着してチョイの間仮眠を取って四時過ぎに支度を始めていると、同船のみなさんや船長も到着して朝の賑わいが始まりました。
お客さんは私を入れて4人、みなさん常連さんのようです。

日の出の頃出発

熱海の街を後にして



右艫を指示されて、支度を開始、竿はヤリイカ竿に。勝手がわからなかったのでイカヅノ投入機やバッテリーなど全部持って行きましたが、投入機もバッテリーも竿掛けも船に用意してありました。




ほとんど出番のなかった自作投入機
かろうや丸でも必要ありませんでしたが・・



定刻5時に出発。左艫の方から「イカはすぐそばですから」と教えられ、急いで仕掛けの準備していると、15分ほど走ったところで開始となりました。仕掛けは18cmブランコ6本、中錘25号。
二流し目でイカの顔みてホッ。イカの部、目標は10杯でしたがはるかに及ばず2杯で終了。チーン。


途中、ヘタがばれてしまって、船長には横に座って色々指導していただいたり、慰めてもらったりしました。底で仕掛けをコチョコチョ動かしていたら「ヤリイカ釣りだとスルメ釣れないよ」と。朝のスルメはどこで掛かるかわからないから底から80mぐらいまで幅広く探らないとダメなんだそうです。群を追いかける釣り方ではないのでどこで釣れるかわからないと。
シャクリ続けなければならないので中錘とかは疲れるだけ不利。それよりはライトつけたほうが効果があるとの事でした。
まわりのみなさんの釣り方みていると、柔めの竿を置き竿にして、電動でインターバル巻き上げをして釣ってましたので、夜イカ釣りに近かったのかも知れません。
船長から最期は「普段この船は鯛がメインでイカ釣りは余興みたいなもんだから」と慰めてもらいました。






後半アカムツの部、いよいよ秘密兵器の登場です。




10円ワーム
中々いい感じです

海が凪だったので、竿はそのままヤリイカ竿で通しました。
下針はシモリ玉付きタコベイト、中針はマシュマロボール、上針に秘密兵器。
針はムツ針やホタ針、フラッシャーは付けたり付けなかったり。
餌はホタルイカメインで支給されたサバ短冊を合わせ。
ムツ針には、夜行玉を付けました。ヒラメ釣る時のイワシ餌針に付けるのと同じで、掛かった魚がずれるのを防ぎます。効果があるのかどうかわかりませんが、外房の船長がそういう仕掛けでやってましたので信用することにしました。


実験なので針はそれぞれ
左端(上針)が秘密兵器




太地ほた針にサバ2枚掛け


ムツ針使う時はこんな具合にストッパーつけます


因みにご当地の方々はみなさん天秤仕掛でした。
天秤は借りられたと思いますが、取りあえず胴付仕掛けでやってみました。自分の考えが正しいかどうか天秤と勝負という気分もありました。

で、結果ですが、

最初。
ガツンと来て、結構いい感じで引きます。いきなり本命?と妄想しましたが、スミヤキの一荷。

次もスミヤキ。

場所移動して、シロムツ、シロムツ。

底が泥地なので捨て糸を短く50cmぐらいに詰めてみたら、ドンコ。


そして、・・・・・・・・・・・

待望の・・・・・・・・・・・

アカムツ!

しかも、上針秘密兵器に喰ってきました。

この辺りからサメも交じるようになってきましたが、暫くしてまたアカムツ。

最後もアタリ、アカムツ?と騙されましたがサメで終了しました。



実はこのワームおもちゃです。「縁日用品」でググると出てきますが、1個10円ほど。
値段の安い浮力材探して見つけました。
太地の針を漂わせる浮力があって、餌と勘違いされるようなモノです。
問題は、もちろん釣れるかどうかもありますが、仕掛けがマツッたり流されたりしないかということも大事な要素でした。
なので、釣り人4人は実験にはとても好都合でした。

結果は全く問題なしで、しかも一番上に付けて最初のアカムツが喰ってきたので効果もあったと思います。

自分なりに理解した根魚釣りのポイントは、一にも二にも潮加減ということ。特に深場は潮が流れいくいといいますから、潮頼みにしても、仕掛けを漂わす工夫が必要です。
天秤を使うのも、ハリスを細くするのもそういう理由かと思いますが、深場はどうしても針が太くなるのでその対応を考える必要があります。特にホタ針は太く重たいのでワームとかシモリ玉とか浮力の強いものがいいんじゃないかというのが仮説です。
軸の細いホタ針も最近は売っていますが、軸が細いと掛かった魚が外れやすいんじゃないかと思っています。

シモリ玉+タコベイトとか10円ワームとかを付けて、底の方でゆっくり仕掛を動かしていると何かしら魚は喰ってきますので、それなりの効果はあるのかなというのが現在のところの結論です。


かろうや丸は常連さん中心のアットホームな釣り船で船長さんもとても親切でいい方でした。

アカムツ
いい型でした

シロムツ

ドンコ
塩焼きしました

スミヤキ
まるかつさん料理帖参考に強めの塩でピチット

スルメ2杯
寂しくヘタを反省




道具
竿 がまかつタイドスターヤリイカ 205
リール シマノフォースマスター3000 4号 400m巻き
錘 120号  中錘25
電源 鉛バッテリー持参
イカ仕掛け 18cmプラヅノ 6本ブランコ 配色適当
根魚仕掛け ハリス6号50cm 枝間1m 捨糸4号 1m~50cm 
        三又サルカンは金属性やや重いもの
       

釣果
スルメイカ 2杯
アカムツ 2匹 
スミヤキ  3匹
シロムツ  2匹
ドンコ   1匹
サメ    3

備忘録
最後の方はサメが回ってきたようで、サメサメになったが、それでもまわりと比べれば被害は少なかったように感じる。
その違いは多分、光もの、ケミホタルや夜行系の飾りを結構使っていた。
光物付けると集魚範囲は広がるが、その範囲の中で光に敏感な魚や泳ぎが速い魚が釣れやすいのではないか?と思う。
アカムツはあの体形なので、泳ぎがうまいとは思えない。
なのでアカムツ狙いでの小物は光もの避けて赤系などにしたほうがよさそう。
釣具屋で売っているアカムツ御用達マシュマロボールも目立たないのが売りみたい。




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