2016年6月28日火曜日

アカムツでギャンブル

平日釣行は・・・・   吉!

2016/06/27 片貝 正一丸 アカムツ 

イギリスのEU離脱。  世の中騒がしくなってきています。
こんな時、どうか?って感じがしないでもないのですが、行って来ました。

先週は師匠にお伴して久々の大漁、それまでの貧果不況感から脱出できたので、またギャンブルに手を出しました。

片貝の正一丸は初めて。深場の釣りで人気の船ですが、最近はアカムツ船も出ています。
前の日電話したら、船は1号船、3時半までには来てくださいということでしたのでちょっと早目の1時に到着。クーラーボックス置いて釣り座を確保します。艫は埋まっていましたので、右の舳を確保してしばし休憩。

2時過ぎた頃、みなさんが道具を船に運んでいるのを見て、少し早いかなと思いながら私もボチボチ準備始めたら、左舳の常連さんらしき方から「今日は3時出船だよ」と教えられ、少し慌てました。
その言葉通り、3時を10分ほど回ったところで沖を目指して出船となりました。
乗客は全部で5人、左舷3人、右舷は船長が竿を出しこちらも3人の超ゆったりでした。

1時間ほど走って沖のポイントに到着。
少し潮回りしたところで「プッ」と投入開始ブザーです。正一丸の船長はとっても親切で何でも教えてくれましたが、操舵室からのアナウンスは皆無でした。この辺は船によって色々ですね。

アカムツって、狙ってまともに釣ったことがないので仕掛けや餌は色々迷いましたが、3本針の下針だけタコベイトとシモリウキで装飾した15号の細軸ホタ針で固定、上の2本はムツ針だったりホタ針だったりフラッシャー付けたりつけなかったりにしました。
餌は持ち込みのサバ餌と船で買えるホタルイカゲソのダブル掛け。
この辺の考察は、最後に書きます。


海底まで270Mから300Mぐらい、着底したら定石どおり底を切って待ちます。
暫くすると、アタリがありました。アカムツじゃないことは判りましたが取敢えずお顔拝見と巻き上げてみると、ドンコでした。

次もドンコ。
その次もドンコ。
ドンコって1回掛かると連続するんですよね。

で、4投目。
ガガーンって強いアタリがあり、アタッた瞬間(本命~!)と期待してしまいましたが、巻き上げ途中もひっきりなしに引いてきます。
アカムツの引きはインターバルを入れて50M置きぐらいにガガっという強い引きが入りますからアカムツではありません。
「ドンコではないな~」と、からかい半分でタモ持って待機してくれる船長を横にして、あがってきたのはメダイ。




黒いお魚が先行、その後はお決まりのユメ、ユメ、ユメ、ところどころサメという、もっともありそうなパターンでした。
仕掛けを入れるたびに何かは掛りますから、それはそれで釣りしている気分にはなり、(今日はこんな感じかな?)と、まったりしていると・・・・・・

来てくれました。アカムツさん。

800g (^^♪


2匹目!

500g (^^♪




3匹目!!


ちょっと小さく 300g (^^♪


その後、バラシ1、ツボダイ1を経て
4匹目!!!


ちょっと大きく 1.2kg (^^♪



この辺りで9時を回って残り1時間ぐらいだったので、自主納竿させていただきました。
ちょうどその頃合いで竿を出して釣り始めた船長が、私の道具片付けを見て、
「なんで止めちゃうの?」
「まだ時間あるお~」
「道具入れなお~」
と、試合続行を強く勧告。

何でも、この日はこれからが潮時で勝負の時間帯。入れれば釣れる入れ食いタイムだったんだそうです。
帰ってからタイドグラフ確認したら小潮でしたが、確かに8時過ぎに潮どまりになってそこから下げ潮となっていました。

船長に言われてちょっと失敗したかな?と思いましたが、欲張ってはいけません。
それに、残りの時間は船長の釣り方を見たり、教えてもらったりしましたので、大変勉強になりました。

船長の釣り方は、必ず追い食いさせる釣り方でした。だから1時間の間に3回投入で5匹釣ってしまいました。
追い食いさせようと思うと、口切れの心配なアカムツのこと、針が気になります。
どんな針使っているんですか? ホタ針ですか?と聞いたら、特注の針なんだそうです。
「浅草釣具でも売ってないんじゃないの?」 とか。
沖上がり時に、針見せてくださいって頼んだら、使い終わった仕掛けをくれました。
「これ、真似して作ればいいお」

短いスカート、掛かった針が動かないようにするための夜行玉、針は針先にかなり角度がついています。
オリジナルですね。因みに船長の餌は、ホタルイカのみでした。




今回は釣果的にも、学習的にもハナマルでした。


メダイ アングル悪くてしっぽだけ大きい?

ドンコ ユメカサゴ ツボダイ




道具
竿 ゴクスペV/S 220-150
リール シマノ BM4000 6500m巻き
錘 250号 中錘25号
電源 鉛バッテリー持参
仕掛け 幹糸8号 枝650cm 針 ムツ18号 ホタ15号 枝間1.0
     サルカン 重めのもの 3本針
       

釣果
アカムツ 4
メダイ 1匹 
ツボダイ 1匹
ドンコ 3匹
ユメカサゴ 5匹
サメ 3匹

備忘録
深場の仕掛けは、アカムツに限らないことだが、底潮が流れない可能性があることを考えると浮力を付けたり、動きを付けたりする工夫はアリだと思う。
下針1本だけでもシモリウキで浮かせているとコマセ効果があるような感じがした。





2016年6月19日日曜日

久里浜からデカアジ狙いで~ ^^/

最近アジは好調らしいですよ

2016/06/18 久里浜 鈴福丸 アジ 


最近、数釣りから遠ざかっている満留和。0,1,0,1のデジタルライフです。
たまには沢山釣ってみたいと、師匠に相談。
「アジかイサキに連れてってもらえませんか?」


幾つかの候補から熟慮思案していただき、久里浜は鈴福丸大アジ船に決定。
朝6時ごろ行けば間に合う、ってことでしたがせっかく久里浜まで同行願うのですから少しでもいい場所取ろうと朝4時半に到着。
と、場所取り順を決めるクーラー置き場には既に4つのクーラーが並んでいて5番目でした。

しばらくして、お店が開き船長の案内で船まで行って釣り座を決めます。5番目ですから艫並びを希望して、左艫2番3番になりました。
最近アジは各所好調のようで客足も向いたのでしょうか?この日のアジ船は片舷9名でほぼ満員御礼でしたので、早く行って場所取りしたのは正解でした。

6時に師匠到着、乗船して準備後、7時に出船、港の掟でしばらく港前で待機、715分一路漁場めがけて走りだしました。

久里浜を後にイザ!




30分ほどで金谷沖に到着しましたが、その後結構あっちグルグルこっちグルグル。ちょっと嫌な予感しましたが、ノープロブレムでした。ポイント定まり釣り始めたら、一投目こそ空振りでしたがその後はほぼ入れ食い、デカアジがバンバン掛りました。棚は少し高めの4~5m、潮は艫寄り左舷から右舷方向に流れるややきつめの潮だったので、コマセは狭い幅、棚下1mで振り、棚で振って待ちます。すぐにアタリはこなくても、仕掛けを上下させたり、コマセの振り直しをするとほぼ毎回アタリました。




デカイアジがいっぱい










仕掛けはハリス3号2m、ムツ針11号3本のアジにしてはごつい仕掛ですが、これで大アジがバンバン上がってきます。自作もしていきましたが、船宿で2組100円で売っている船宿仕掛けが正解だと思いました。飾りなしの銀針仕様、つまりサバ除けです。

サバにじゃまされたり、オマツリ騒ぎがあったりと色々ありましたが、最初の大流しで15本、潮回りして5本追加でお昼まえには自己規定数の20本達成してしまいました。


お隣の艫の方は2丁ビシで気合入れてバンバン釣っています。少し後ろ髪引かれる気分もあったのですが、帰ってからの後始末考えたらNG

と、いうことで道具箱からマダイ針出して4号ハリスつないで、釣れたサバ切って針につけて、コマセなしで投入。
水深70m前後でこれだけアジやサバの魚影が濃い訳ですから他にもなんか素敵な魚がいるに違いないはずです。




でも、まあそんなにうまくいくわけでもなく、真鯛狙いの上棚では相変わらずサバとアジ、底近辺でカサゴ狙いましたが、ムシガレイ小1枚に終わりました。


ムシガレイとシコイワシ


途中、師匠の仕掛けにシコイワイが2匹掛かったので、
「捨てるならください!」とたのんで、即席泳がせもやりました。ヒラメ狙いです。
うまくいきませんでしたが、歯形がついて帰ってきましたので、何かいたと思います。


そんなこんなで、爆釣もできたし、お遊びもできたし、で大満足な釣りでした。
難を言えば、暑かったです。
これからの季節は軽装と日差し除けが必要ですね。


捌くの大変ですが美味しいアジでした



道具
竿 ダイワ Aグリップネライ210
リール シマノ フォースマスター3000 4
電源 持ち込みバッテリー
仕掛け ハリス3号2m 針ムツ針(銀)11号 3本 飾りなし
ビシ  130号(粗目)
 餌   アカイカ (船宿支給)  アオイソメ(持ち込み)
       

釣果
アジ 25匹
ムシガレイ 1匹

サバ ?匹

2016年6月13日月曜日

太郎丸でお手軽キンメ

小坪

2016/06/12 小坪 太郎丸 アコウ五目 


私の居場所からだと、船宿は湾奥が便利なのですが、それ以外だと外房片貝、三浦半島小坪逗子は比較的近い感じです。
今年は小坪シフト?と考えていたのですが、小坪の太郎丸は中々予約が取れません。

いままでの予約問い合わせも半分ぐらいは満席か仕立でNG、今回もかなり早めに電話入れました。ホントは1週間前の5日か1週間後の19日、どちらも潮回りは大潮、が希望だったのですが、両日とも仕立で乗れないということで間のこの日、12日にしました。因みに12日は小潮。
早々の予約ということで、予約先着順システム、左艫を選ぶことができました。

当日は鎌倉で紫陽花を見たいという方を載せて3時半前に出発し1時間ちょっとで到着。
5時にお店が開き受付済ませて乗船、準備を済ませた頃合いで出船しました。
いつもどおりの片舷8人両舷16人の定員で出船でした。

太郎丸の四隅は初めてでしたが、艫はキーパーを隅に付けて磁石板を舳に向けて逆向きにセットするんだそうです。

1時間と少しかけて沖のポイントに到着。仕掛けはいつもの10本針で始めました。
餌は何度か通って、特餌の優位性が見つけられなかったので、船支給のサバ餌で通しました。
仕掛は一番下の針だけ、針のチモトにシモリ玉入れてその上にピンクタコベイト被せてシモリ玉を楊枝の先で固定して、飾りを入れました。
朝は沖もベタ凪だったのと、小潮で底潮が流れなくても、シモリ玉の浮き効果で少しは動いてくれるかな?と思ったからです。

飾りを沢山付けたり、ライトをつけたりしたほうが集魚効果は大きいようですが、サバにつかまると逆効果で、針数多い場合には回りの迷惑にもなるので注意が必要です。
下針一本だけというのは、一応そういう事を考えてということと、何かが一匹付けばその魚が糸を引っ張ってくれて他の針が動くはずなので、一本で十分という考えです。


一投目はスカ。船上キンメ1ムツ1上がったそうです。
二投目、アタリはでましたが途中で反応なくなり、上げてみると下針が切られていました。
三投目、大きなアタリで最後まで引いてきたのは50cmオーバーのスミヤキ。
スミヤキは初物、外道扱いですが、骨切りすれば上物らしいので取り敢えずは「一匹獲ったど~」の気分でした。

その後もコンスタントに魚はついてきます。
ユメカサゴ、ムツ、アコウの子供?、サバ、ツノザメ、普通のサメ、ギンメダイ

で終盤残り1回か2回のところで、クンクンクン~シーンというアタリ。
キンメっぽい感じでした。
その後も同じようなアタリが2度3度。
キンメは何度も引いてきませんので、もし付いているのがキンメなら多点掛けの可能性大です。

船長!早く「上げてください」コールして!って、じれったく待ってました。
太郎丸の深場釣りは投入も巻き上げも船長指示で行います。投入は両舷舳から順に、巻き上げは左右いずれか片舷毎に上げ、100mほど上がったところでもう片舷が巻き上げに入ります。

少し高めに糸を巻いて待っているとやっと待望の「右あげてください」そして暫くして「左あげてください」

巻き上げはリールのスピードメーターで10~最大でも13ぐらいの低速です。
大体100毎ぐらいに反応があるので魚が無事なのは確認できました。

が、その少し後、急に引きがガクガクと下品なそれに代わってしまいました。
最初はサバにやられたと思いましたが、残り50mぐらいのところで私の道糸に絡まったハリスが竿のガイドに巻き込まれてきてビックリ、お隣の仕掛けが絡んでいました。

中乗りさんが駆けつけてくれて、対応してくれましたが、絡み方がひどくハリス糸を切っても切ってもほどけません。
5分以上掛かったでしょうか、やっとほどけて再度巻き上げ。
リールレバーを入れる前は付いた魚は諦めていましたが、巻き上げるとまだ反応ありで気を取り直して上げてくると、

やったー ^^/  キンメ3匹。

またまた中乗りさんにお世話になって無事船内に取り込むことができました。
この日はこれで終了。キンメの数は3でしたが、2匹は型もまあまあで、五目釣りが楽しめたし、仕掛けの実験もまあ上手くいったので、満足満足です。

最後に、キンメとムツ両方取ったということで、船長から写真撮ってもらいました。


太郎丸さんホームページより


お隣さん、リールの速度が少し速いなって気になっていました。
巻き上げ速度が大きく異なるとオマツリになる可能性が大きくなります。
魚がついている人は基本ゆっくり巻きですから、ついていなくてもついていても同じ位のスピードで上げてくるのがいいと思います。

ここのところ、どこに行っても釣果は0、1、0、1 デジタル・ラビリンスみたいな感じでしたが、ちょっと模様が変わったかな?

深場五目





道具
竿 ゴクインフィニティ170-250
リール シマノ フォースマスター9000 8号900m巻き
電源 持ち込みバッテリー
仕掛け 幹糸16号、20号 枝8号50cm、70cm 針 ムツ18号 枝間1.5
     針数10本 捨て糸8号1m
     サルカン 重めのもの

 餌   サバ短冊10cm長 (船宿支給)
       

釣果
キンメ  3匹
ユメカサゴ 2匹
アコウ?小 1匹
スミヤキ1匹
銀メダイ 2匹 持ち帰りサイズ
サバ  4匹 リリース
ツノザメ 2匹 リリース

大きいサメ 1匹 リリース

2016年6月4日土曜日

真蛸開幕 ♪~

真蛸船大賑わいでした

2016/06/03 浦安 吉野屋 


ここのところ、やや忙しくて沖へでられませんでした。
がまんもそろそろ限界、今日はお休みいただいて、開幕真蛸に行ってきました。

なんか釣りは随分ご無沙汰しているような感じがします。
それもそのはず、直近は鯛ボーズ、ムギボーズで、まともに魚のお顔拝んでいませんから。

当初はアジとか湾フグとか考えていたのですが、先輩諸兄のブログ情報によると江戸前は赤クラゲがわんさか集まっているみたいで、やや敬遠。釣れる自信もありませんでしたが、開幕間もない吉野屋真蛸に行ってきました。

平日でしたが、開幕3日目ということで集まった同志は12名。通常は左舷片舷に並ぶのですが、この日は人数が多いということで、右舷も使いました。私は左舷艫3番席。岸のそばを狙う時には、反対舷(右舷)は不利になるのですが、この日は沖目のポイントでしたので普通に潮先有利の状況で、右舷の方に軍配が上がったようです。

遠くに観音様のみえる竹岡沖でスタート。一流し目から上がったみたいで、「型でましたよ~」の船長アナウンス。
流し替えの度、ポツリポツリとあがります。

が、蚊帳の外。
蛸はとにかくひたすら小突き続けて蛸に餌のカニをアピールするしかありません。

だんだん疲れてきましたが、「絶対に3タコ取って帰る!」と根拠のない妄想をしたりして自分を振るい立たせます。

そんな甲斐があって、11時を回ったところで、モターという乗りが来ました。

朝、船長から型が小さいのが多いからあんまり待たない方がいいというようなこと聞きましたが、ここは我慢。

とは、言ってもせいぜい20~30秒程度ですが、待ちます。待ちます。と

ムニューと乗りが重たくなったところで、鬼合わせバシー!
船べりに渋糸を当ててウンショウンショと引きずりあげます。上がってきたのは結構なサイズでした。

さーここからと気合いれましたが、本日はこれで終了。


家に帰って重さ計ったら1.8kg。


網から出したら大変なことに!





立派な蛸でしたので、写真とろうと網からだしたら、それまで生きてるのか死んでいるのかわからないような状態だったのにいきなり反撃してきました。

触れるものならなんでも絡みついて吸い付いて逃げようとします。
しかも吸い付いたらこれを剥がすのが大変。下手なことやると尖った嘴の一撃を喰らいます。
2本の手では足りず、もう2本助太刀の手を借りてやっとのことで、再び網へ回収しました。
8本対4本の戦い。

蛸の処理は色々やり方あるらしいですが、取敢えずそのまま冷凍してしまいます。
そのまま保存でもいいのですが早く食べたかったので翌日には解凍。
解凍後、塩揉みしてヌメリや汚れを落として水洗いをします。
生のままだと中々ヌメリが取れませんが、一度冷凍するとヌメリは簡単に落とせます。
その後熱湯で茹蛸にして冷まして出来上がり。
冷凍すると身も柔らかく美味しくなります。

ホント、うまうまでした。

蛸は美味しいからまた釣って来るよう、ご指示も頂戴しました。