2016年1月15日金曜日

生ハム作成 その2



2015年1129日で今日は2016年115日、仕込んでから47日目。
体重測定してみました。





色はくすんでいますが、異常なしです。黒いブツブツは黒コショウです。カビではありません。






体重257g。

元の体重が350gで減量目標-100g期間2か月をめどにしていましたが、目標の体重にほぼ近づいたのでお味見してみることにしました。

薄切りカットしてみると、








イベリコハムには負けますが、国産生ハムの風合いには近い感じです。
臭いも問題なさそうです。

因みに国産生ハムの仕込み期間は2か月前後、イベリコハムは2年とか3年らしいです。



さて、試食。
横で見学していた方は危険物扱いということで参加いただけず。
3度食べて、体調に問題がなければ参加を考えるという意向らしく、その点では試食というより毒見かも知れません。

パク。

あっ、普通に美味しいです。生ハムです。
肉の熟成旨みが出ています。塩、香辛料のバランスも適当でしたが、いい塩梅です。
強いて云えば、少し脂身がしつこい感じでしょうか。
今度作る時には、定法に従って腿肉を使おうと思います。

後は、週末体調に異変がなければ早熟版は成功ということにします。


よいこは真似しないでくださいね。


2016年1月10日日曜日

ちっちゃいけどたくさん釣れましたパート2

最近、ちっちゃい子に好かれています

2016/01/10羽田かみや オニカサゴ


今年2回目の釣行になります。

翌日も遠方運転の予定があり、遠出は避けて近場の船つまり湾奥の船になりますが、羽田のかみやのオニカサゴ船に乗ってきました。

同じ羽田の別の船には何年か前に一度乗ったことはありますが、かみやはお初になります。

この宿は予約不要乗合を基本にしていますが、週末は混雑するため、事前予約が必要なんだそうで、ホムペから事前予約を入れておきました。因みにオニカサゴは16人限定だとか。

湾奥の人気宿の事、天気もよさそうで混雑が予想されましたので、少し早目に出発し5時少し前に到着しました。宿の裏手にある駐車場に車を停めて桟橋に行く、と既に宿には明かりがついていて休憩所で談笑している方あり、アサリの殻剥きしている方ありの結構なにぎわいの様子。


四隅は無理か?とオニカサゴ船に乗ると、運良く左舳がまだ空いてたのでクーラーボックス置いてゲット、ビミョーに幸せな気分になりました。

残りの荷物をエッサラ運び、(そうそう、かみやは駐車場から桟橋まで少し距離があり途中堤防越えがありますので深場釣りの道具運びは結構運動になります、)船の上でガサゴソと支度をしていると6時を回り桟橋も人が多くなってきました。社長にご挨拶して聞くと受付は宿の方でということで再度宿に戻りました。受付終えたら横に宿のステッカーがあり
「いただいていいですか?」
「どうぞ」
少し目を転じると、カレンダーが。
「これもいただいていいですか?」
「どうぞ」
なんかまたプチ幸せな気分になりました。

因みに氷は桟橋で1個100円ですが、お釣りなしの小銭が必要です。

受付済ませて、船に戻って残りの支度、持ち込み餌のカットを終えたところでちょうど河岸払いの時間になりました。

この日の持ち込みはサバ、赤イカ、ヤリイカゲソ(ヤリイカの身はおやつ)でサバ、赤イカともに細目長めにカットしました。宿支給の餌もサバですがカット幅は3cmぐらいあり太目でした。
潮の行かないこともまゝあるようなのでその対策ということなんでしょうか。



桟橋を離れた船は多摩川河口から東京湾を下り1時間ちょっとで久里浜を通過して、城ヶ島沖のあたりでしょうか、先ずは近場でスタート。底は130mぐらい。

仕掛けは自作3本針で餌は下から、赤イカ、サバ、サバでスタートしました。

エサ、長いです




オニカサゴは久し振りです。2年振りぐらいかと思います。前回は御宿でボウズ、潮の流れに翻弄され、船長が「いい潮だ」「いい潮だ」と檄を飛ばす中、根掛りで道糸高切れ2回おまけに竿ポキで以降封印となっていました。
それまでも大して釣果のなかった種目でしたので、今回がほぼ初めてといっていいかと思います。
経験値は、根掛かりで仕掛け切れるようにハリスは6号以下にすること(今回は6号)と、釣れないからといって絶対に仕掛を底に置かないことだけでした。
後は雑誌の記事やエキスパートさんのブログなどを参考に、兎に角底で餌を動かすこと、ただし深場天秤仕掛けなのでガシャガシャは厳禁ということで臨みました。

最初の流しは船中型は出たようですが、私にはアタリ無しで終了。

沖へ移動ということで、少し走り洲崎沖に出て再スタート。

暫く仕掛けを動かしていたら、アタリが出ました。
船長がお越しになり、
船長「アタッたみたいだけど」
満留和「何か付いてはいるんですけど、ユメカサゴかも」
引きも弱く期待薄の中上がってきたのはチビオニ。
船長一言「抜き上げて」とおっしゃって、タモ置いてお戻りになりました。

その後もポツリポツリと型は出ました。
ただし、みんなオチビちゃん。
ベテランさんなら即リリースしたかもしれませんし、そういうルールなら従いましたが、取りあえず大きいのくるまで滑り止めでキープしておきました。

おちびちゃん達が桶に溜まってくる中、8匹目ぐらいでやっと竿を叩くいい感じのアタリが入りました。
タモ取りに入ってくれた仲乗りさんに、
「今度はお願いします」
といって上がってきたのは、やっとの事30cm超えでした。

その後もポチリが続き、何とオニカサゴでツ抜けしてしまいました





数だけいえば聞こえはいいですが、10匹超えたところで仲乗りさんにメゴチハサミ借りて20cm未満のオチビちゃん達5匹にはお帰りいただきました。


久しぶりのオニカサゴ、オチビちゃんに好かれてしまいましたが、無事納竿でき、前回の悪夢を払拭することができました。
メデタシ、メデタシ。

あ、それから型のことですが、東京湾口だから型が小さいということではないと思います。
今日は船上満員御礼ということと、潮方やや悪くお祭りが結構あったので船長も深場まで向かえなかったんじゃないかと思います。この日の水深は100m前後が中心で、一度160m立ちを試しましたが、船上大騒ぎになってしまいました。
仕舞の時、船長が回ってきて釣果を聞かれ、持ち帰り数でということなので釣ったの10で残っているの5と申告しましたが宿の釣果報告では4になっていました。
まあ、船長のお考えなんでしょう。



それにしても、最近ちっちゃい方に好かれているような気配があります。
今年の運勢は小に吉あり  でしょうか。

道具
竿 がま船タイドスターヤリイカ205
リール magmax500    PE4
仕掛け 天秤(腕40cm)錘120号 ハリス6号2m ムツ18号3本針 エダス30cm

釣果
オニカサゴ 10匹 (5匹お帰り)
ムシガレイ 1匹
サバ 3匹(お帰り)
ユメカサゴ(ちび) 1匹(お帰り)


メモ
潮ケツ(左前から右後ろへ流れる)だったので場所は良くなかったと思うが、数は釣れた。
腕がいい訳ではないので、釣れた原因は餌ぐらいしか考えられない。
他との違いは、ロング赤イカを使ったことと、ロングサバ餌を使ったことぐらい。
赤イカに喰ってきたのは1匹だけ。ただしコマセ効果はあるかもしれない。


2016年1月3日日曜日

生ハム作成

生ハム作成 その1

その1といいながら、作り始めたのは2015年1129日で今日は2016年1月3日、
既に1か月と数日経過しています。

作り始めた動機はセロファンシートで脱水実験をしてみたかったからです。
魚を沢山釣ってきた時、以前は軒先に干して干物を作っていたのですが、ノラにやられたことがあり、それ以来魚の外干しは禁止になってしまいました。

外干しがだめなら冷蔵庫干しということになりますが、その際必要になるのがピチットシート。
なんですが、このピチットシート使い捨てを考えるとそんなに安くはなく、また近所のスーパーには置いていないので、ホイホイと使うのは少し抵抗があります。

で、思いついたのがピチットシートと同じ浸透圧作用で脱水力のあるセロファンシートの利用。
調べてみたら灰干しの干物作りにもセロファンシートが使われているみたいですし、燻製やハム作りにも使われていることがわかりました。

早速、セロファンシート買ってきて、アジの干物作ってみたのですが第一作目は失敗に終わりました。
これについては再度チャレンジして傾向と対策がわかったところで記事にしようと思います。

そして、魚の干物と同時に仕込んだのが、今回テーマの生ハム。
(正確には生ハムになる予定の生肉の話です)

今までの工程を振り返っておくと、・・・・・ (正確なところは既に忘れてしまいました)

バラ肉350gを1129日に購入。
その日は、肉にプスプスフォークを突き刺し、塩、コショウ、香辛料を刷り込んで終了。
1週間ほど放置してからセロファンで巻いて外側に砂糖を振りかけて脱水開始。
これで水が肉からセロファンを通して砂糖に移ります。
また1週間ほど冷蔵庫で放置して、濡れたセロファンと砂糖を交換して1週間放置。
これを3度繰り返して軽量したところ、275gに。ちょうど2割減量した勘定です。

その後、新しいセロファンで巻きなおして冷蔵庫で熟成(放置?)します。





で、これが今日の状態です。
重さは265g あと少しで100g減量に成功します。
そうしたら、真空パックにして長期熟成させる予定です。




2016年1月2日土曜日

年の初めは萬栄丸2016

みかん撒き 船お節 ついでにイカ

2016/01/02安房勝山 萬栄丸


年も改まり、明けて2016年。 今年はどんな年になるのでしょうか。
今年の釣り初めは去年に続いて勝山の萬栄丸。お目当てはイカ、そして・・・・・。


暮れに、萬栄丸のホムペに「初釣りは2日から、2日はお正月行事開催。」と案内がでて、早速予約いれました。
去年に続いて、吉例に倣いというやつです。もっとも去年の結果は必ずしも「吉」ではありませんでしたが。

正月二日の釣行というのは、前日元旦の活動にも多少影響してきます。
お酒もお昼には切り上げて、仕掛け作りなど準備と睡眠、混雑を予想して深夜1時を少し回った頃出発しました。

3時ぐらいに到着し席札ボードみると、2船出しで結構埋まっていますが何故か2船目の左舳が空いています。お年玉と思いありがたく頂戴しました。(結局大した話ではなかったのですが)

車中で仮眠取って5時少し前に目が醒めると桟橋に明かりが点き人が往来し始めています。
身支度をして道具を担いで船着場へ向かい、受付済ませて乗船し準備をしようとしてあれ~!

ロッドキーパー忘れ物。

最近、ほんとに良く忘れ物します。
仲乗りさんに頼んで貸してもらいましたが、ちょっと頭の健康に気をつけた方がいいかも知れません。

出船時間少し前に船長から、
「今日は洲崎沖で最初からヤリイカやります。ツノは11cm、錘は150号です。」のアナウンス。

勝山のイカ船は朝は洲崎沖でスルメ狙い、その後白浜まで走ってヤリイカというパターンがポピュラーなのですが、この日は朝からヤリイカということでした。

そして、「今日はお正月の行事やってから沖に向かいます。」

6時、舫をといて出発しますがすぐ向かいに漁協前に停泊。

船着場前には地元の方々と思しきみなさんが行事を待って集まってきています。
船長に促されて釣り人も全員下船してみなさんに交じって待機します。

船の上で、萬栄丸の衆がお神酒の神事を済ませるといよいよみかん撒きが始まります。







船に一列に並んだ衆から、みかんやらお菓子やらおひねりやらが雨あられと撒かれます。
貰えるものは貰いたいということもありますが、この漁師町のお正月に似つかわしい風情に触れたくて今年も釣り初めはここに決めていました。

でも、     今年は配当が少なかったですね。
去年は足元に落ちた撒き物を結構拾えたのですが、今年はあまり拾えませんでした。
年々人気上昇なのでしょうか。








行事を終えて、船に乗り込み改めて出船。
船長から「沖まで40分ぐらい走ります。電気消しますから、走っている最中は動かないように。」とアナウンスがありみなさんキャビンに消えていきましたが、私はこの日二つ目の行事です。

船上おせち。





マイウー!



あたりも明るくなって、お日様が見え始めるころ沖に到着。ブザーの音で仕掛け投入。
スタートは深さ160mぐらいからでした。

凪良く風もなく絶好の釣り日和(正確にはこの時間は)、舳の揺れ懸念は無用で一投目からお顔拝見することができました。



潮回りに続く二投目にも二つついていました。



着底乗りを先ずは狙い、それで乗ればお祈りをしながらスロー巻き上げ。
着底乗りしなければ、中錘使って仕掛けを動かしイカの気を引く。
気がなければ仕掛け何10メートルか巻き上げて再度投入。


この日のイカはご機嫌良く、ヘボ釣り師の基本動作にちゃんと反応してくれました。
いつもどおり、巻き上げ途中でのプツッとか船縁でのポチャとかありましたが、スタートから1時間でツ抜け。







9時をまわったあたりで20杯を数え、

(あれ、このままだと50ぐらいいっちゃう?)

などと、大変におめでたい事を妄想していましたが、やはり妄想は妄想でした。



この後は日も上がったということでしょうか、深さが増して230m立ちまで深くなりました。

この辺りから、次第に手が合わなくなっていきます。と、いうか下手なだけですが。
11時少し前までに5杯を追加しただけでした。

このころになると風が出て、波が立ってきて、
「海が壊れてくるのでこれで少し早いですがこれで上がっていきます。」の船長コールで試合終了となりました。

もう少し釣りたい気分はありましたが、お正月の釣り初めですからちょうどいい塩梅だったかも知れません。

みかん撒き、船上おせち、そして年末の赤に続きお正月の白と目的の行事は無事済ませることができました。

それから、下手でも釣れる時は釣れるというわだつみのロゴスに触れることができ、ホッとしています。

今年の目標

1.      忘れ物をしない
2.      復習をきちんとすること


道具
竿 がま船タイドスターヤリイカ205
リール フォースマスター3000          PE4
仕掛け 11センチプラヅノ ブランコ8本 錘150号 中錘25号

釣果
ヤリイカ 25杯

メモ
中錘付けたのにまだ落とし負けしている。 要改善。
工夫したツノは結果出ず。