2015年11月23日月曜日

久しぶりの伊豆でライトキンメ

久しぶりの伊豆でライトキンメ

2015/11/24 福浦よしひさ丸


先週は、「銚子で無料のサンマが食べたい」という方の送迎を兼ねて銚子でヒラメを釣る予定でしたが、シケで船が出ず。





今週は前々から久しぶりの東伊豆方面での一泊旅行を予定していて、二日目は例によって単独釣行を計画。
事前リサーチしたら、遠征船を除くとほぼワラサ一色。ワラサ、釣り味は楽しいのですが沢山持って帰っても食べきれません。ということで敬遠。
三連休最終日、帰りは渋滞ということもあり、宿から戻ること60kmの福浦港よしひさ丸さんにお願いすることにしました。種目は初島沖のライトキンメです。


福浦港は初めての港。真鶴半島西のつけ根に位置していて幹線道路至近で便利なのですが、駐車場にやや難がありました。

付近の道幅が狭く、民家が港近くにまであり、駐車場は港内にある有料駐車場一か所に限られるようです。料金は1000円。よしひさ丸ではあとから500円割り戻してくれますので料金はまあいいのですが、船の場所が駐車場とは港湾を介して反対側、道のり200mぐらいあります。深場の道具は結構嵩張りますので行きも帰りも行ったり来たりで結構いい運動になります。


さて、この日は集合5時。少し早目に到着して駐車場のおじさんに料金払い、20分ぐらい前から支度始めて  !。

「ない!」電動リール(BM9000)とそれを装着した竿のバットを忘れてきてしまいました。

慌てて船宿に電話して、「竿貸してもらえますか?リール忘れてきちゃって」
このリールの出番の時には何か忘れ物しがちです。前回は太郎丸で、リールのコード忘れたし。

でも、この日は忘れ物したことが却って良かったかもしれません。
禍福はあざなえる道糸の如し。



5時少し前に船に明かりが灯り、船長に挨拶して竿を借ります。2m250号のゴクスペとBM4000のセットです。道糸はたぶん8号でしょう。
因みによしひさ丸はロッドキーパーも磁石版も備えつけてあり、持参は不要です。

この日の釣り客は私が左舳、もう一方が左艫、以上でした。深場で人数2名って最高のコンディションです。
事前に針は10本前後、錘は250300と聞いていましたので、先ずは欲張って12本針、錘は300号で準備しました。餌は支給の赤く染めたイカタンです。

いつもは何かスペシャルな餌を準備するのですが、時間がちょっとなかったこともあり支給餌に望みを託します。それと、この日のテーマは多点掛け。いままで、キンメは何匹か釣りましたが総じて単発で多点掛けしたことがありません。なのでこの日は最終的な数は問題にせず、兎に角多点掛けを追い求める、そのためには船長からの「はい上げましょう」コールがあるまで粘る事に決めていました。


ゆっくり目の船足で初島沖の漁場に到着。6時半に第一投スタートです。
やや風あり、やや波高しでややハードでしたがなんとか全針海の中に沈んでいきました。

250mぐらいで着底。そこから1mぐらい上げて待ちます。捨て糸が3m、ハリスが70cmですから一番下の針が3mから4mぐらいのところにいる勘定です。

置き竿でしばらく待ちますが反応なし。そこで仕掛けを上げ下げしてアピール。しばらくしてガッガッというアタリ。ここからが本日の課題です。待ちます。待ちます。待ちます。

「はい、上げましょう」

で、ゆっくり目であげてきたら、上の方のハリスは道糸にグルグルと絡んでいます。これは下に魚いるはず・・・、だったのですが想い空しくスカ。一番下の針の餌がなくなっていましたのでバレてしまったのでしょう。

仕掛けがグジャグジャになって交換のため二投目はパス。


三投目。またガッガッ。船長から「アタッたね」で、(然り)と大きくうなずき返します。そしてまた、待ちます。待ちます。待ちます。

で、やっと型を見ることができました。


その後もポツリポツリと上がり、最終的には7枚。1枚はバラしましたが3点掛けもありました。








水面バラシが3枚あったのでそれが上がっていればツ抜けでしたが、目標は5枚でしたし型も近海キンメとしては十分に満足できるサイズでしたので大満足です。

多点掛けを狙えば、先に掛かった魚の針穴が広がったりでバレる可能性は高くなりますが、それでも多点追うのがキンメなんでしょうね。今回でやっとキンメ釣りした気分になりました。

「ここ2、3回は少し調子が落ちているんだよね。でも型がいいから5枚も釣れれば御の字だよ。」と船長。

「お借りした竿のお蔭です。竿忘れてきて良かった。」と満留和。


そうなんです。この日の釣果は借りた竿のお蔭です。素人の私でも「なるほど、キンメの竿の調子ってこういう竿なんだ」とわかるほど扱いやすく、多点掛けもしやすい竿でした。錘乗せた状態ではやや先調子なので置き竿でも底取りがやりやすく、負荷に応じて胴に入るのでウネリを適当にいなしてくれますし、何匹掛かっているか目検討できます。









反省点もいくつかありました。
一番の気づきは仕掛けのこと。
最近、仕掛け枠順巻きの多点仕掛けをやっと自作できるようになりましたが、使ってみていろいろ気が付くことがありました。次回それらの確認ができたら、作成手順をまとめ

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