2015年5月12日火曜日

カモシ 将軍釣り! でもビミョー

カモシ 将軍釣り! でもビミョー

2015年年56
船宿 興津 第二沖合丸
釣果 ハタ 1 イサキ 2 ウマ 1 アカイサキ 1   

この話も少しビミョーなので、アップ遅れました。
連休最後の5日6日は勝浦方面へプチ旅行、2日目の6日興津港第二沖合丸カモシ釣りに行ってきました。

1週間ほど前に予約電話入れたら、まだ予約なしとのことで船長さんからヤリイカにしますか?カモシにしますか?と聞かれ、迷わず「カモシでお願いします」。

今年はヤリイカがロングランのようで好漁が続いています。マルやムギを見合わせてヤリイカ続けている船もいるみたいで、ヤリイカ選択もありだったのですが、沖合丸なら男は迷わずカモシ勝負です。

カモシはサンマのミンチで集魚するところまでは一緒ですが、狙う魚を何にするかは釣り人の選択です。
この時期はマダイ狙いがポピュラーのようですが、内房同様今一ぱっとしない状況だったのと、2連続坊主だったのでマダイは眼中になくヒラマサ狙い1本でいきました。(と、いってもマダイ用の長ハリスは持っていきましたけど)

集合時間4時半少し前に到着。港では岸壁から竿を出すアングラーで賑わっています。集合時間に少し遅れて船長が到着。倉庫から道具を出してきて再びでていきます。沖合丸は船の係留場所と船着場が異なるので乗客は船が着くのを待つことになります。

5時に船が到着し、船長にご挨拶、どこに入ればいいですか?と尋ねると右操舵室やや後ろを指定されました。
やはり四隅は常連さんかな?と思いながら荷物を積み込み支度していたら、他の釣り人の気配の無いまま出船してしまいました。

な、なんと釣り人1名の大名釣り、いやこれはもう将軍釣りですね。

と、普通なら喜び勇むところなのでしょうが、出自貧相なれば(何か悪いことしちゃったかな?)とか(やっぱり模様よくないんだ。今日もボ?)なんてネガティブなことばかり考えてしまいます。

ここは一番邪気払いということで、お神酒で景気付けをして準備します。
カモシはコマセのサンマミンチを水で溶いたり、それをポンプでカモシ袋に入れたり、遊動天秤という普段使わない道具を使ったりと手順が少し面倒なのですが、2回目でしたが何とか恙なく準備整えることができました。

30ほどで最初のポイントに入り、投入の合図。
この日の道具がゴクスペのグラスロッドにダイワのマグマックス500 道糸6号巻き、仕掛けは12号3ヒロ。エサは支給のサンマブツと持参のヒイカ。

この釣り、一投目はカモシの出方の調子を見るんだそうでそのつもりで早目にあげてカモシの減り具合をみます。
ここで船長から「今日は何狙い?」
   満留和 「ヒラマサです。へへ」
船長  「仕掛けは?」
   満留和 「12号3ヒロです。」
   船長  「ふーん。  クッションゴム忘れてるよ。」
   満留和 「あ、いけね」
   船長  「エサは?」
   満留和 「ヒイカ持ってきました」
   船長  「じゃあ、小鯵、生き餌を仕入に行きましょう」

ということで陸の方に戻りサビキで小鯵釣りとなりました。
水深10から20mぐらいのところ。
船長から8本針サビキをもらい、40号オモリつけて投入します。
念のためサビキ針にサンマエサ付けていたら、「そんなもの付けなくても釣れる
よ」と指導。確かにサビキの場合エサを付けると糸がらみが増えたりして手間が増えるだけでした。
「しゃくったりしなくてもいいよ~」
「ゆっくり底まで落として、底まで落ちたらゆっくり巻き上げて~」
「イワシは要らないから~ アジを大事にして~」
「アジは引きが強いから、それで判断して~」

よっぽど下手に見えたのでしょう、途中実地指導もいただきました。
竿は持たずにロッドキーパーに掛けたままのほうが手返しがいいそうです。
イワシは要らないからアジを引き取ったら、イワシは手で外さず、竿を振って落とすんだそうです。
なるほど、サビキの針は返しがありませんでした。

小鯵が10匹ほど溜まったところで、
「じゃ、行きましょう~」 で移動。

再び漁場で試合再開。先ずは欲張り発想で一番大きなアジを付けて投入。
船長からは「後は、竿が入るの待ちましょう。」
模様が良くなさそうなのは織り込み済みですし、ヒラマサがそう簡単に釣れるとも思っていませんからカモシを振って、置き竿で辛抱。

途中船長から「仲間船で7キロが上がってるよ~」と檄が飛びます。

2時間ほど立ったころでしょうかすでに9時をまわって後半戦に入り、アジを小さなものに交換しました。
するとほどなくして、竿が入りました。
竿を手にして大きく合わせを入れます。いい引きですが、ガンガンくる引きではありませんので、(釣ったことありませんが)ヒラマサとは違うみたいです。

鯛?って期待しましたが、姿を見せたのはまあまあサイズキロ超えのマハタ。
本命ではありませんが、泳がせでのヒットですから私的には準本命。

船長も多分ホッとしたと思います。
「さあ、このままヒラマサ狙いで行くか、ハリス細くするか、自由ですからね~」
暗に、ハリス落として狙いもの変えたら?と言っているように聞こえたので素直にハリスを4号7ヒロ2本針に変えて、ヒイカとサンマエサにスイッチ。

と、一投目からアタリ。
引きを楽しみながら上げてくると、いい型のイサキの一荷でした。
暫くして今度はウマとアカイサキの一荷。これもいい型でした。
私的なカモシの面白さはこのサンマミンチの集魚効果です。
10時半を回ったあたりで、お土産にもなりましたし、早上がりをお願いしました。

本命リーチ出来ずでしたが、船長にも手取り足取りで教えてもらいましたし、
初めての将軍釣り、面白かったです。
でも、船長的には納得できなかったのでしょうね。
今週からは第二沖合丸さんもイシナギ狙い、大漁繁盛をお祈りします。






P。S。
サンマ、イワシ、サバ 集魚効果が高いこれら魚に共通すること。
それはDHA,EPAが含まれることです。
なかでもサンマが一番。
この辺、次の実験テーマにしようかな?


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