2015年4月14日火曜日

坊主。 それが何か?

坊主。 それが何か?


当日が近づくにつれて予報が悪くなるのが、今年のお約束。
前の日11日は雨ながらも凪いでいたようですが、12日は黄色信号。
夕刻船長から電話「一応出る予定だけど、船酔い大丈夫?」
満留和「大丈夫です。」
船長「じゃ、4時集合でお願いします。」

3時に焼津のホテルを出て、途中コンビニ寄って3時半に港着。
この日お世話になったのは、焼津港貴政丸。普段はタチウオメインのようですが、春の乗っ込みシーズンは御前崎方面へマダイ漁で出船します。

間もなく船長親子が到着。
先着していたお二人常連さんが、それぞれにさっさと乗り込み両艫キープ。
私も荷物を車から降ろして、「どこ入ればいいですか?」って聞いたら、「空いてるとこ、どこでもいいよ」と言われ、左の舳2番ぐらいの場所に荷物を降ろしました。

マダイの仕掛けは長いのでスペースが広いほうが取り回しが楽です。
で、この日は荒れ模様なので舳1番は遠慮して少し後退した場所を選びました。
御前崎のコマセマダイの竿は3m60ぐらいが標準と事前に言われていましたが、そこまで長い竿は持っていなかったのもその理由です。
左右については、右利きならば右側に座ったほうが道具は使い易く、風の強い日は特にそうです。
なので、右に座ったつもりだったのですが、寝ぼけていたのか左に座ってしまいました。

その後、パラパラと釣り人到着。合計6人で、舳2番ぐらいのつもりが1番になりました。釣り人が揃ったところで出発。貴政丸さんキャビンはなく、後方のデッキスペースの左右にシートを張って波風除けした簡易キャビンに全員待機です。

焼津港から御前崎灯台前まで1時間、そこからオモリまでさらに1時間。
6時に到着すると、既に船団が形成されていて待機しています。
協定で竿入れは6時半。四半時ほど潮まわりしてスタートです。

マダイ釣りは場所場所で流儀が違うようですので、その流儀をよく知る必要がありますが、貴政丸の息子仲乗りさんから出船時にとても丁寧に説明してもらいました。

このあたりは、水深70mぐらいで、指示棚は50mぐらい。ハリスは15m(10尋)ですから針先は底から5mぐらい上になりますが、コマセで浮いて来た型物を釣るというのがご当地の趣向です。

ここ最近は潮が速いのでテーパーやがん玉2B,3Bぐらいで重めにしたほうがいいということです。軽めの仕掛けは不利なんだそうです。

スタートは上から8号2尋、6号5尋、4号3尋のテーパーに下から1mに30センチのエダスを出した2本針。針は重めということで10号にして、ハリスの下から3尋のところにがん玉を付けて投入。





その後の事で書く事は何もありません。6時半から12時過ぎまでひたすらコマセの打ち返し。

途中チャンスタイムが一瞬だけあり、同時に3枚型ものが上がりました。
この日はそれが全てでした。
右舳、右艫、左胴のみなさん。 おめでとうございます。

船長の終了宣言の後、荒れ模様の海、再び波しぶきを蹴って2時間かけて港到着。

息子仲乗りさんから、
「今日は仲間の船も厳しかったみたい。途中バタバタって来たけど、今日の潮は面舵の潮だったから。お客さんの場所一番辛かったかな。場所の有利不利はどうしてもあるからね。」

ん~。
結果論になってしまいますが、釣り座を選ぶ時、右と左を間違えたのがもしかしたら痛かったかもしれません。
出船後の移動中、簡易キャビンでみなさんと少しおしゃべりしましたが、私以外はみなさん常連さんでしたがその中でも右艫の方が最常連さんとわかりました。
この方が朝真っ先に取った場所、右艫がこの日の最有力席ですから、その対角線反対側の左舳つまり私の席は最貧席だったかもしれません。

しけ模様の中、ロング仕掛けの取り回しや船の上での仕掛けの組み直しなどはそれなりの手際でできたので、救い、収穫はまあそんなところです。

4時出船往路2時間、坊主釣り6時間、復路2時間、その後車で帰路となるも東名の御殿場から先延々と渋滞。

まっじ、疲れました。

駿河なるオモリの沖のマダイ釣り 水合わずんや我は房総


なんのこっちゃ?

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