2015年4月6日月曜日

イカ修行 ヤリイカの部今季終了

イカ修行 ヤリイカの部今季終了

2015/04/05
船宿 浦安 吉野屋
釣果 ヤリイカ14杯 スルメ2杯

4月に入り、そろそろヤリイカもシーズン終盤。
何となくわかりかけてきたヤリイカ釣りのおさらいをして、今季ヤリイカ修行の部修了ということで、吉野屋に行って来ました。

ヤリイカ釣りというのは、大流しで仕掛けを入れればゾロゾロと付いてくるという美味しい日も稀にはあるようですが、大概はラン&ガンつまり船が走り回って模様を見つけ急ブレーキ、一斉投入、「はい、上げて」でまたラン、走り回るの繰り返しが普通です。
(私の経験上の話ですが)

走る時間が長いと投入回数はそれに逆比例する形で少なくなります。
正確には分かりませんが、仮におよそ投入回数20回とすると、束釣り(100杯)するためには、毎回の投入でイカを5杯以上あげなければなりません。

言い換えると、20回の仕掛け投入機会に対して、何回イカの当たりを取れるかというテクニックと、その後に追い乗りゾロゾロさせられるテクニックの掛け算がその釣り人の釣果期待値ということになります。

私の場合、最初の当たりを取れるかどうかのテクニックは良くて2回に1回つまり0.5、追い乗りテクニックは未だ未開発で1から2ぐらいですから釣果期待値は10から20凸凹で、実際そんなものです。

今シーズンは先ずきちんと当たりを取れるテクニック向上ということで色々取組ました。中心的なのは着底乗り重視、乗らなかったら巻き落としです。
まあ、単純ですが、基本徹底で釣り方は少し安定してきたように感じます。
それから、直結放棄です。
サバがツノを咥えるのが嫌で直結指向でやっていましたが、直結は束釣りレベルまで封印することにしました。
(と、いうことは生涯禁じ手ということになりますが)

そして、今季中に確認しておきたかったのが追い乗りテクニック向上です。
やり方は中錘の使用。
中オモリについては、功罪が色々とあるようで、ネットで調べると「無くてもいい」が主流のようです。
私の場合、中おもりつけると当たりがわからなくなるという下手から付けないでやっていたのですが、追い乗り多点掛けにはやはり中オモリ必須ではないかと確認したかったのが今回のテーマでした。

多点掛けのイメージは、先ずは着底前後仕掛けが一斉にイカの目に入る瞬間でこれはどの仕掛けも平等のチャンス、次は中おもりを使ってやや弛ませて仕掛けを動かし送り込むタイミング、その次は少し上げて中オモリを動かし幹糸の動きでツノを踊らせる。
最後、1杯乗ったら我慢とお祈りをして竿を上下に動かす、というイメージです。

前置きが長くなりましたが、今回は(も)貧課ながら、テクニック上達というテーマでは首尾よくいったと思います。

トップ30杯と低調で、常連のみなさんが「今日は難しかった」口々にぼやく状況で16杯ですから評価欄は「初級ながら技術向上の兆しあり」だったと思います。

サバの猛攻があったり、前回から使いまわしの仕掛の幹糸が切れたり、いろいろとトラブルもありましたのでまだまだ改善余地はありますが、やっとヤリイカ釣りがどんなものか分かってきたような気がします。

この日の多点掛けは2杯から最高5杯でしたが、いままでのたまたま乗っていたから、この日は乗せたという感触を持つことができました。

これで、今季のヤリイカ修行は一旦履修終了ということにします。

これから初夏にかけては真鯛強化期間の予定です。
それから、マルイカ修行も妄想しています。

お誘いいただいた錘400号(約1.5kg)の未体験深海ゾーンももうじきです。

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