2015年3月14日土曜日

ウスメバル仕立

ウスメバル仕立

2015/03/14
船宿 波崎 仁徳丸
釣果 メバル2匹 ホウボウ11匹 アジ1匹 ムシガレイ1枚 サバ多数

毎年この時期になると行きたいと思いながら、今までチャンスがなかったお魚にやっと会うことが出来ました。
ウスメバル。
メバルは色々種類があり、大きくはアカ・シロ・クロに分類されるようです。ウスメバルはこの中のアカメバル(沖メバルともいいます)に分類され、メバルの中では一番大きな魚種になり、釣り場は関東では銚子以北となっています。

このウスメバル、師匠と「行きましょう」と言うことにはなっていましたが、何となく流れる雰囲気になっていたところに、
「まるかつさんの仕立に1人空きが出たよ。早いもの勝ちだけど、どう?」と願ってもないお誘い。
一も二もなく「是非」
ということで、有名釣りブロガーまるかつさん企画の波崎仁徳丸メバル仕立船に乗せてもらうことが出来ました。

一週間前の予報では、高気圧べったりで大凪予想でしたが、直前になり低気圧出没で雨まであるかも知れないという怪しい天気になってしまいました。
幸い、雨や風には祟られませんでしたが、海はうねりが入り中々難しいコンディションでした。
前回、前々回もシケ。シケ男になってしまったかも知れません。

集合5時の1時間ほど前に到着。しばらくすると船前で受付が始まりみなさん準備を始めましたのでそれに倣い仕度開始。
先ずは幹事のまるかつさんにご挨拶。
去年暮れのマルソータさん仕立てイシダイ船でご一緒だった、ぽんたさんやすずきんさんの顔も見えます。
今回は結構大道具揃えになってしまいました。
ロッド、タックルケース、クーラーの他、バッテリー、磁石版、それと秘密兵器の通称ブク。生きた魚を運搬できるエアポンプのついたタンクです。
中身はドジョウ。




一週間ほど特エサ考えていました。
メバルは海底の根についている魚ですから食事習慣はベントスが中心だと考えられます。なので、生きたエビとか生きた虫などが特エサになる可能性がありそうです。ということでアオイソメ房掛けを予定していたのですが、ネットリサーチしたら、底付近にいるアナゴやギンポのシラスに似せたドジョウやシロウオもいいらしいとわかり、前の日夕方近所の魚屋に電話したら「ドジョウあります」。 グラム350円 100グラムお買い上げしてきました。

結果的にはこのドジョウ失敗でした。
先ず、生きてるドジョウは扱い難いです。握りしめている指の間からヌルヌルクネクネ脱走します。
次に、ドジョウを付けると胴付仕掛けの他のハリスが海中で回ってしまいヨレヨレになってしまいます。
浅場ならokかもしれませんが、少し深いとこの仕掛けが回るということに相当気を付けなければなりませんね。
結局、この日活躍した餌は持っていったサバの短冊と船宿支給のホタルイカでした。  Simple is best!

ちなみにこの活きドジョウ餌、何度かアタリがありましたが全部食い逃げされてしまいました。

集合時間5時になり、みなさんお揃いで朝礼。
くじ引きで釣り座は左前二番となりました。師匠が左舳で並ぶことができましたし、右舳はまるかつさんでしたのでその腕前を色々観察させていただくことが出来ました。

河岸払いして1時間ほど走った50m立ちの浅場からスタート。5本ハリフラッシャーで、下からドジョウ、ホタル、サバ、ホタル、サバで投入。
一投からアタリがあり竿が入りました。残念ながらドジョウ食い逃げで掛かりませんでしたが、この時は(ドジョウ成功?)なんて思っていました。

暫くすると、胴側お隣にアタリが入り上がって来たのは良型のホウボウ。
それから少しすると今度は師匠にアタリ。上がって来たのは同じく良型のホウボウ。
そして今度はまた、胴側お隣、そしてまた師匠。
私、飛ばされています。焦ります。釣りやっていてこういう状況は毎度のことながら嫌な時間です。

で、暫くしてやっと私にもアタリが来ました。グイグイ竿先が入りますので大物の予感。待ってました、良く来てくれた。私にもホウボウが釣れました。
その後は快調に釣れ続けました。 ホウボウが。11匹。

途中、(こんなに釣ってどうすんの?)と思ったのですが、周りに出遅れた分その抑制が効きませんでした。
師匠が「ホウボウしか釣れない。メバルじゃないの?」とぼやきながらマルカツさんの様子を見に行って戻って来て言うことには、
「もうホウボウは要らないって、棚5mぐらいあげてる」
みなさん大人です。

そんな感じでホウボウの部は船中大量で終了。30分ほど移動で90m立ちで再スタートです。
暫くすると船中ポツリポツリとメバルが上がり始めました。
胴の間側のお隣にも、そして師匠にも。
また飛ばされています。

こういう時に焦りは禁物です。こういう時こそ基本徹底。置き竿作戦。
「メバルは凪で釣れ」といわれるようにメバル釣りではあまり餌をガシャガシャ動かすのは良くないようです。
なので、はやる心を抑えて置き竿に変更しました。もちろん置き竿にしたからすぐ喰ってくるということはないのですが、そこは我慢勝負です。

で、我慢しているとやっと私の竿も入りました。
念願のウスメバル!会いたかった。

さあ、これから。
なのですが、中々あとが続きません。
サバのじゃまもあり、
シーン
サバサバ
シーン
サバサバ
の繰り返しでした。

その後メバルを1枚追加してメバルの部は2枚で終了。
そうそう、この2枚目、後10mのところでばらしてしまいました。
しかし、90mから上がってきたメバルは海の底には帰れません。
ポッカリと浮かんできました。
船長に船を寄せてもらい何とか取り込むことができました。
ホウボウの部で、型物の1荷などもありリールのドラグを緩くしていたのと慎重に低速で巻き上げていたので、針穴が緩んでしまったようです。

12時に沖上がり、1時少し前に港到着。
メバルは2枚でしたが、ホウボウを子供釣りした所為か、仁徳丸シール貰ってしまいました。




まるかつさん ありがとうございました。
師匠 ありがとうございました。











本日の道具
竿 シマノ初代舳60-300
リール フォースマスター3000 4400m巻き
仕掛け 胴付仕掛け 幹糸7号枝間60cm エダス3号30cm 捨糸4号
    針ムツ14号フラッシャー
    サバよけ対策にフラッシャー無し3本針も用意したが使用せず
おもり 60号
えさ  ホタルイカ(支給) サバ、ドジョウ(持ち込み)

備忘録
メバルの食餌行動は、のろまで吸込型。
なので細ハリス、軽量針、長仕掛けが有利。



4 件のコメント:

  1. 満留和さん 土曜日はお疲れ様でした。
    ホウボウ祭りでしたね!(^^)!本命は厳しかったですが
    良型のホウボウ!!買うと高いです。
    メバルは、ちょっと残念でした。ドジョウは、東京湾の
    浅場のカサゴ釣で威力絶大ですよ。
    またお付き合いください。(それにしても波崎は遠いです)

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    1. 汐留さんありがとうございます。
      おかげで楽しい釣りすることができました。
      子供釣りして持て余すかと思いましたが、ホウボウは思った以上に美味しかった
      です。
      深場のドジョウは失敗でしたが、実験は楽しいです。
      またあ、よろしくお願いします。

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  2. こんばんわ、さっそく拝見にきましたよ。
    丸仁シールもらえて良かったですね!!
    メバルはまた水温が上がってくれば浅場で釣れると思います。
    その時期の美味しい魚を釣るのがまるかつのポリシー。
    またご一緒しましょう。

    航路記録は船長によっては嫌うので掲載しない方が良いと思いますよ。

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    1. まるかつさん、お世話になりました。
      読んでいただけたのですね。恥ずかしなれど光栄です。
      実は、釣りに行く際には仕掛けのこととか、niftyとまるかつさんのブログ参考にさせていただいていました。これからも、参考にさせていただきますのでよろしくお願いします。

      >航路記録は船長によっては嫌うので掲載しない方が良いと思いますよ。

      承知しました。削除します。

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