2014年4月26日土曜日

初体験大東沖の北限イサキ

初体験大東沖の北限イサキ

2014/04/26片貝洋一丸

連休近くになると師匠と釣りの話をするのが例年のご挨拶。で、結局は師匠は伊豆方面に遠征に行くと言い、私は「行ってらっしゃい」というのが例年の締めくくりでした。伊豆は、特に東伊豆は無精、釣りヘタ、運転ヘタには行くのが難儀なのです。それがどうした事か今年は「片貝、勝浦辺りでイカかイサキどう?」とのオファー。外房ならベスポジなので「是非」、ということで勝浦は洋一丸から、イサキ-ハナダイ五目リレーの運びと相成りました。連休初日、久しぶりの釣行とあっては眠れるはずもありません、夕食後少しばかりの仮眠を取り、午前1時前には出発し、2時過ぎには片貝に到着しました。
手前の旧港の勇幸丸や二三丸の前には既にかなりの車が停まっていて、連休初日の気合いというか殺気というかそんなものを感じましたが、洋一丸に着いたら一番乗りらしく人の気配ゼロ。取りあえず師匠指示の左艫から並びにで席を確保し車にて仮眠をしていたところ、3時過ぎかポツポツと同志が集まり、師匠も3時半過ぎにご登場となり最終的に釣り人11名で出船となりました。船は大型なので片舷5-6人は相当の余裕です。河岸払いから1時間ちょっとで、大東沖の北限イサキの根とかいうところに到着しました。この日は試したいことがいくつかあって開始からそれらを実践(実験)することにしました。仮説が検証されたかどうかは定かではありませんが、結果オーライだったので自分なりのポケットにはなったと思います。
試したかったこととは、
1. 仕掛けを長くする
過去に行ったイサキは、数は出るけど型が出ずに終わっていました。大型は上にいるとか離れているとかいうらしいし、外道にマダイを期待するなら長仕掛けのほうが良さそうな気がしました。で、仕掛けを長くしてみることにしました。混雑していると長ハリスは使えないのでハリスは標準で用意して、クッションの長さで先ずは調整してみることに。最初は50cm、さらに1m、それ以上試したい場合はハリスを船で組み替えることにしました。
2. 針はムツカラー針
小物用の針はオキアミを付けるという場合以外はチヌよりムツが優れていると思っています。今回は配給エサにオキアミが付くということでしたが、訳あってオキアミは使わないことにしていたので迷わずムツ針を使いました。また、特に枝針が仕掛けに絡まないよう軽く、空針でもチャンスがあるように針はムツのカラー針9号にしました。
3. エサはアオイソメ
3本針のエダス2本のエサは限りなく海中の抵抗を少なくすることを目的にイカタン米粒サイズにすることにして、イカを持参しました。
下針のエサはアオイソメを試したくて、片貝の自動販売機でアオイソメを買って持参しました。
エサについては以前、伊戸海老丸の船長から、「イサキは何でも喰う。発砲スチロールでも喰う。もちろんオキアミでも喰う。しかし、オキアミの問題はどうしても水中で回ること。水中で回ってエダスが幹糸に絡みついてエダスの長さが短くなると、もうイサキは喰わない。ウマの出番になる。ウマがまわってきたら先ずはエダス撚れをチェックすること。」という教えを頂いていました。
それから、わたくし的には魚が釣れるかどうかは先ずエサにあり、生き餌と死に餌では雲泥の差があると思っています。そこで一番手軽な生き餌アオイソメとイサキの相性をネットでチェックしたらありました!ダイワのホムペのイサキの記事に、素人なら釣れない時はあれこれ悩まずにアオイソメ使ってみろ、と。
それと、和歌山-釣太郎さんのこの動画。アオイソメ信者になってしまいます。
アオイソメ恐るべし
ということで当日第一投目の仕掛けはハリス1.5号3mエダス25cm針カラームツ9号3本針。エサは下アオイソメショート。上二本はイカタンマイクロサイズ。クッションゴムは50cm。天秤はちょっと迷ったけどシャクリ上げも考えて普通の弓形天秤にしました。
結果は、一投目から良型イサキがヒット。その後切れ目なく釣れ続き20匹までいきました。型はいずれも良型で一番のサイズは40cm。途中同サイズのマハタも上がり、一荷もありのと、超満足でした。
20匹を超えたところで、師匠とお祭りで仕掛ロスト。仕掛けを変えようと道具箱を探したましたが、あるはずのカラームツ仕掛けがありません。なんと、カラームツの仕掛けは1組しか作ってこなかったようです。しかたがないので、市販の仕掛で再投入しましたが、アタリが遠くなってしまいました。潮目も変わり、道糸が船下に入るようになって来る、所謂潮上になり、マイターンの終了と相成りました。
わだつみの恵み、どんな魚でも、20匹を目途にしていますので、いい頃合いだったと思います。(本音は、帰ってから面倒なだけなのですが・・)
その後2匹追加してイサキの部は22匹で終了。イサキの型はウリンボ無しのいずれも良型で、これは仕掛けによるものではなく師匠が選んでくれた大東沖北限イサキのおかげです。と、師匠に感謝した上で申し上げるならば、この日は竿頭だったことと、ウマが1匹も来なかったことは、何等かの形で実験結果が出たと考えています。たぶん一番大きい貢献はエサの選択だと思います。
後半戦ハナダイ五目は、ハナダイゼロ、オオアジ10匹で終わりました。ハナダイはミヨシ側で上がっているようでしたが、イサキの部で十分満足したので、自分が釣れない時の殺伐とした気分にはならずに済みました。
沖上がり後に少し離れた船宿でラーメンごちそうになりました。オーソドックスで美味かったです。ごちそうさまでした。(マルちゃんかな?)
20140426
2014/04/26 片貝 洋一丸 大イサキ40cm(内臓処理後) デパートなら3000円










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