秋ダイシーズンイン？

秋ダイシーズンイン？
2014/08/31　保田東丸マダイワラサ
ワラサ１本　3.2ｋｇ
この週末から東丸がマダイを開始。待ってましたとばかりに、予約の電話を入れました。東丸は予約時に場所指定出来るとても合理的なシステムです。月曜に電話入れたらまだ予約なしということ、一瞬迷って選んだのは右艫。みよしの方がいい思いした記憶が多いのですが、２週前のキハダでは夏の照り付けに往生したので、お肌の美容考えて艫にしたのですが・・・。前日夜、釣り座アドバイザーでご宣託を開いてみると、なんと右艫は最低点、どうやら北の風で潮は右後ろから左前に流れる模様、しくじった！と思いましたが後の祭りでした。今回の釣りはこれが全てだったような感じがします。
例によって３時前には船着き場に到着、出陣前の妄想にまどろんでいると、４時半には船長到着、５時船が到着して受付済ませ乗り込みました。直前のホームページには予約４人ぐらいと書いてありましたが、片舷６人の合計１２人で出発です。ワラサの模様が上向いてきたぁらでしょうか。
最初は例によって港前でマダイを狙います。ポイントはいくつかあるようで、最初は棚２０ｍ前後の浅場から転々と深場へ移ります。
２時間ほど流し替えましたが船中ノーヒット。私はソーダが２本ついただけに終わりました。
その後、冨浦方面に南下し内房方面の僚船が集合してワラサ釣りとなりました。ワラサのハイシーズンでは東に向かい剣崎沖で三浦の大船団と合流します。
到着開始後２，３度の流し替えの後、竿がグンと入りました。悠長に上げるとお祭りリスクがありますので、ハリスは８号にしました。なので即ゴリ巻きです。ちなみに道具はマダイの部はリーオマスターにフォースマスター2000、ハリスは４号10ｍ、ワラサの部はａグリップネライＭＨにポラリスⅣ道糸４号ハリス８号6Ｍ。太いハリスでワラサであればポラリス君で十分対応可能です。もちろん竿を立てて溜めを使わなければなりません。その点でａグリップネライとポラリス君はいいコンビだと思っています。
さてゴリゴリ電動で上がってきたのが（多分船中初ものの）７０ｃｍ弱3.2ｋｇのワラサでした。
ワラサ釣りの悩ましいのは実がここからなのです。ワラサというのは成長過程のいわば未完品ですから味に当たり外れがあります。数釣って持ち帰って、当たりでも食傷しますし、外れだと正直辟易します。　「釣るべきか？釣らざるべきか？　それが問題だ」
ま、そういう不遜な輩に神様が味方するはずもありません。そんな悩みは杞憂でした。以降ノーピクで終了、因みにお隣の方はボーズ、その隣の方も１本と右後ろは芳しからざる状況でした。釣りの満足感はもうひとつでしたが、数釣りした後の、その後の重労働と消化を疎む気分にならずに済んだのでこれはこれで良しとすべきでしょう。
昨年であれば、ワラサの後また戻ってマダイ狙いだったのですが、この日は最後までワラサでした。
この日の目標はワラサ１本マダイキロサイズ１枚でしたが、マダイの方は目標未達で終わりました。
港へ帰って船長に「秋ダイはまだですかね？」って聞いたら「ん～。まだ夏だから」
然り。　自分では秋ダイのはしりのつもりで来たのだが、どうもワラサメインでマダイは様子見という感じだったようです。
因みに、お持ち帰りのワラサは大変美味しゅうございました。

祭りだ！祭りだ！キハダ祭り

2014/08/17　鐙摺たいぞう丸カツオキハダ

キメジ１本　５ｋｇ　カツオ１本　2.5ｋｇ
冬のボーナスで買ったビーストマスター9000を皮切りに半年かけて揃えてきた道具、仕掛け。満を持して行ってきた、カツオキハダの初陣。
場所は葉山鐙摺港、宿はたいぞう丸と、場所も宿も初物と何から何まで初体験。
こんな状況なので、前の晩は中々寝付けず午前０時を３０分ほど過ぎたところで早々に出発、２時過ぎには現地到着と相成った。
既に駐車場入り口には２０台ほど車が並んでいて、その後ろに停めた後船宿に行ってみると、２隻分の座席取り用紙が貼りだされていた。
２１号船は既に４隅とそれらに並んだ数席が埋まっていて、２３号船は両艫は埋まっていたが前は両方空いていたので右前に名前を記入した。乗ってみてわかったことだが、この船は足元の水が出ず、コマセ解凍の水は綱付バケツで自分で汲み上げなければならない。魚の血抜きも出来ないので、相当に不便な船であった。にも関わらず、片舷１０人（公称では定員片舷８名）の満員御礼、私の両隣は常連さんと常連さんも結構乗っていたようで、人気の船宿らしかった。
６時少し前に出発し、最初の漁場に着いたのは1時間半ほど後の７時半ごろ。船にブレーキがかかり「はい、どうぞ。２０ｍ」の合図に一斉に投入。いきなり釣れたらどうしようなんてドキドキしながら仕掛け降ろしてコマセ振って、あとは周りを見よう見まねで置き竿で様子を見る。
そう、都合よく事が運ぶはずもなく、それからしばらくは移動投入を繰り返す。キハダ、カツオは移動が速いらしく、投入してしばらくすると「ハイ、上げて」の合図。この辺はイカに似ているが、水深が浅いだけ余計にせわしない。
ドキューンと竿が入ったのは１０時を過ぎたころ。初めての強い引き、しかし、固めのドラグを引き出すほどのパワーはなく、キハダではないと判断して電動ごり巻き。しばらくして上がってきたのは４本祭りのグジャグジャ。船長が飛んできて、その下についていた私のキメジを抜き上げ、その後てきぱきとお祭りを解いて、そこについていたもう一本のキメジを抜き上げた。その間、ハリスは無条件で全部切られました。手際のよさに、さすが、なるほどと感心しましたが、暫くして１本目より大きなアタリがあり、ドラグがずるずる出てった。で、例によって団体祭りで、船長が飛んできてキハダを抜き上げた。と、思ったら、ブツン。７ｋｇぐらいあったかな。キメジ２本は要らないから、惜しくはないけど、船長一言あってもいいんじゃないの？と思った。２０人乗せて、仲乗りなしじゃ、こういう対応しかできないよね。
その後、念願のカツオを１本追加して終了。
6時に港をでて、３時前に港着、その間９時間の９割はクルージングだった。釣れたからいいけど、釣れなければ大変な目にあっていた。

備忘録
・駐車場は後から入れたほうが先に出られる。
・ハリスは細い方がいい（たぶん）。針はエサに合わせることも大事。変な飾りやバケは
　あまり意味がない（たぶん）。
・氷は必須アイテム。乗っている時間が長いので、夏場は多めに入れる必要がある。
・オキアミは夏場はすぐ黒くなる。クーラー保管など対策が必要。
・魚が掛かったら１００％お祭りする。お祭りしてとれるかとれないかの境目は、
　ごり巻きして自分のところにビシをあげられるかどうかで大分違う
　巻けるならゴリゴリ巻くこと。
・炎天対策は必須。