2014年7月27日日曜日

湾奥でマダコ

湾奥で初マダコ

2014/07/27 吉野屋マダコ

マダコ キロ~小 8杯
突然、我が妻から「27日、行って来なさい」。なんとやさいしいお言葉、感涙ものですが実は息子とデートの約束をしたらしく、邪魔者を排除したかったというのが事情だったようです。欣喜雀躍して決めたのは、初挑戦になります、湾奥のマダコ船。
気合いを入れて夜中12時ちょっと前に吉野屋にいくと、同じく気合い入れた方がすでに多数ご参集されています。吉野屋の蛸は左側で座席を取るシステムで左艫3番札を取り、5時ごろまで仮眠です。因みに吉野屋さんは夜中12時から座席札取れるシステムです。その後、宿の待合で受付済ませ、お茶飲んだり新聞読んだりテレビ見たりします。吉野屋さんの待合は広々ゆったりしていて居心地抜群です。
今年は、蛸のエサとなるカニの湧きがいいということで、スタートから終盤戦に至る夏蛸はここまで好調を保っているようです。
出船前に千田船長から、仕掛けの扱い、エサの付け方、釣り方、根掛かり対応などのレクチャーを受けました。初めての身なれば、一々なるほどと納得していざ鎌倉へ、もとい、海ホタルへと相成りました。
漁場は先ずは海ホタル前から。みなさんポンポン揚げる中、出遅れて焦りましたが、何とか4杯あげて、欲のない状況になれました。
その後、横浜港方面の岸壁そばで4杯追加できました。途中左隣の姐さんにお世話になったり、右隣の兄さんに教えを乞うたり、色々お世話になりました。船宿情報によると当日の乗船客は17人と、結構な混み具合でしたが、浅場なのでお祭りしてもギスギス状況はありませんでした。
釣果は8杯、蛸の乗りは「なんとなく重い感じ」で、しばらく待ってしっかり合わせを入れる、とそれだけですから、テンションが上がる趣きではないのですが、一日シャクリ続けられたというのは収穫でした。タコやフグは投入労働量が多そうで躊躇していましたが、そう問題にはならないということがわかりました。シャクリ方は周りを見ながら見よう見まねでしたが、特別どういうやり方がいいということはなさそうでした。ただ、素人ながら、タコに最大限自分のテンヤをアピールするというイメージが必要なのではないかと思いました。それと、根掛かりさせない注意が一番大事なようです。これは船長も言ってましたので、試験にも出ると思います。
実際、スタート早々から根掛かり連発された気の毒な方がいらして、かれこれ6個ぐらいテンヤ追加購入していました。1個900円ですからばかになりません。キャバクラの延長料金の如く、パチンコの玉の追加購入の如く、麻雀でツキが落ちて「お替り!」コールでフダを追加するが如く、引くに引けない状況だったでしょう。 
釣った蛸は船長のアドバイスで、水抜いた桶で放置。ぐたっとさせた方が柔らかくなっていい、との事。クーラーに早々にしまった方へは「硬くなっちゃうよ」と指導が入ってました。
蛸が湧くということはベントス(えび、かに、貝、ゴカイなどの海底生物。食物連鎖の底辺)が湧いているということらしいので、東京湾も少しづつ良くなっているのかしら。アマモ増殖活動とか頑張って欲しいものです。
 
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追伸 「つり情報」誌の工藤先生の分析によると、今年のマダコの湧きは一過性の事だということです。冬の陣まではイケるんでしょうか。